- 第五十二回
「滝です。」
パート3:世界の滝。
一度は行ってみたい世界の滝。
みなさま、がんばって日々各自のお仕事をされてますでしょか?
「滝」シリーズに戻ってまいりました。
ちょっと込み入った事情がありまして、「世界水の日」コラム発信ストップして、いったん「滝」シリーズ入れます。
というのも、・・・・・「世界水の日」コラムが、間に合いませんので・・。
というわけで、パート3です。
今回のテーマは、前回(「滝」シリーズで)した告知通り、世界にある滝にスポットを当てていきたいと思います。
なので、「世界三大瀑布」といわれている世界的に超有名な滝をご紹介いたします。
ところで、みなさんは滝をわざわざ見に行かれたりしたことはありますでしょうか?
テン子さんは・・・。
遠い記憶の昔の話・・。
高知県のある、山を分け入って入っていったところ。
「ほどのの滝」と書かれた看板が・・。
ざあざあという音に近い風景・・。
そこはとても、涼しげな深い緑や、青の景観が広がり・・。
木々の隙間からは光が差し・・。
・・・・・。
あまりにもかすかな記憶ですので、ほとんどイメージの中から消えかけておりますが。
しかし、とても、心が洗われるような感覚の残る場所だと、ワタクシテン子の記憶が申しております。
ワタクシゴトはここまでにして、ではさっそく。
■ナイアガラの滝 〜太古の昔、氷河期にできた〜
みなさんまず世界的に有名な滝、と聞かれて思い浮かべるものの中に、ここが入っているのではないでしょうか。
ナイアガラの滝です。
アメリカとカナダの国境にもなっている3つの滝の総称がナイアガラの滝とよばれるものです。
アメリカ側にある「アメリカ滝」、アメリカとカナダの国境を縦断するようにしてある「カナダ滝」。
そして、「ブライダルベール滝」とよばれるアメリカ側のルナ島とゴート島の間にある滝です。

約1万年前の最終氷河期にその形ができたと言われているナイアガラフォールズ。
五大湖の水流がナイアガラ崖線から大西洋に流れ込む過程にそれらはあります。

しかし、これらの滝はもしかしたら消えてしまう可能性があるという研究結果出ているそうです。
それは、大量の水流による滝の浸食です。
1950年代までに、年間1mずつ上流へ浸食され、このまま続けばエリー湖に埋没されかねないとして懸念されていました。
そして、60年代までにそのナイアガラの滝の浸食作用を抑制するために工事が行われ現在では年間3cmまでに浸食を押さえることに成功しています。
それでも、やはり、2万5千年後には消滅するという予想がされているそうです。
ナイアガラの滝は、観光地としても歴史があります。
ヨーロッパ人がアメリカ大陸に入ってきて、それ以降ヨーロッパの探検家たちはアメリカ大陸のあちこちを探検していました。
1604年に、アメリカ大陸移入時代のヨーロッパ人では初めてフランス人探検家一行が、ナイアガラの滝を目撃したという記録が日記として残っているそうです。
それ以降、ナイアガラの美しい景観は人々の目を潤し、やがて、観光地として栄えていきます。
そして18世紀にかけてナイアガラの滝周辺の地域を支える一大産業として発展してきました。
1941年にはアメリカとカナダを結ぶレインボーブリッジが建設されました。
また、20世紀、滝の膨大な量の水は水力発電に利用されるようになります。
現在、ナイアガラを流れる水の半分をカナダとアメリカの水力発電に利用されているそうです。
観光地として発展してきたナイアガラの滝。
最近のナイアガラ観光はとても充実しており、気球やヘリコプターを使った滝の遊覧飛行や、マリーンランド、サファリパークなどもあり、動物たちとのふれあいの場もあるそうです。
そして、その他の商業施設もかなり充実しているようです。
では、つぎ。
■イグアスの滝 〜幅約4000mの世界最大級の滝〜
南米、アルゼンチンとブラジルの国境をなしているイグアスの滝。
幅約4000m高さ約70mで世界最大の滝です。
世界自然遺産として、アルゼンチン側では1984年、ブラジル側では1986年に登録されています。
その美しい自然の景観や自然現象が評価を得ています。
さらに、生物多様性の保全やその生息地など、また、絶滅を危惧されている希少な生態系を保護保存するという観点からも重要視されている重要な場所としての保護区でもあります。
周辺の森林は両国のつまり、アルゼンチン側ブラジル側それぞれのイグアス国立公園は「ユネスコ世界遺産」に登録されていて、未来に残すべき遺産として保護保存を受けています。
イグアスの滝と、呼ばれてはいますが、こちらも、大小たくさんの滝の集まりで、それらを総称した呼び名が「イグアスの滝」なのです。

イグアスの滝の見どころ場所の一つとして、「悪魔の喉笛」というところがあります。
大量の水が一気に流れ落ちる際に響く「ゴオーーー」という重低音の音が悪魔の唸り声を思わせるのでそう呼ばれているそうです。
イグアスの滝周辺にも、充実した観光ツアーがあります。
モーターボートで滝の中に入っていくツアー。
ヘリコプターで上空からのイグアスの滝の全景の観覧を楽しむツアー。
最後に・・。
■ヴィクトリアの滝 〜英国女王の名とともに〜
ヴィクトリアの滝、ヴィクトリアフォールズです。
アフリカ大陸、ザンビアとジンバブエの国境にあり、1989年に世界自然遺産に登録されました。
現地の言葉では、「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」とよばれており、その名から察せられる通り、滝から流れ落ちる水量は三大瀑布の中でも随一と、言われているそうです。
雨季には、噴煙と見まごうほどの水流による水煙が、800m〜1000mほど立ち上がり、ダイナミックな景観を望めるそうです。
また、ザンビア川から滝に入るコースに「デビルズプール」とよばれる滝の端っこにできた天然のプールのような場所があり、滝の断崖絶壁のうえにあるプールから滝の下の絶景を楽しむことができるとして、多くの観光客が訪れる場所となっています。
また、ヘリコプターを使った遊覧飛行や、ザンベジ川のサンセットクルーズなどを楽しめるツアーも充実しており、アフリカならではのサファリツアーもあるそうです。
「ヴィクトリアフォールズ(Victoria falls)」というのは、1855年、ヨーロッパではこの滝を最初に見た、英国探検家で、宣教師だったデイヴィッド・リビングストンがその美しさに感銘を受け、当時英国女王だったヴィクトリア(Victoria)を冠してつけたそうです。

いかがでしたでしょうか?
さわり程度にしかご報告できてはいないのですが。
残念ながら、今回も実物の滝の写真を入手することができませんでしたので、その本当の美しさをお伝えすることができませんが、ネットで、画像を検索していただいて、イメージで堪能してください。
まあね、テン子さんも行ってみたいなーと、思っております。
世界の滝。
なかなか壮大で、壮絶な世界が広がる・・・・・。
まさに、滝のたどってきた歴史を物語っておるような勢いです。
その際は、ばっちり写真にその景観をばかばかおさめて、また、ホームページに掲載させていただきますのでね、まあ、気長〜く待っていてください。
では、次回の「滝」シリーズ・・・(まだまだ、このシリーズ続きますよ)パート4は「ほどのの滝」をご紹介しましょう。
我らがいの町にある、滝です。
仁淀川のほとりにある滝ですね。
一応ね、「仁淀ブルー」と呼ばれているほど、仁淀川の上流では美しい青色エメラルドの世界が広がっておるのですよ。
というわけで、次回は「世界水の日」になるか、「滝」になるかわかりませんが、こうご期待!!
■参考文献HP■
ウィキペディア
ナイアガラの滝 ミニ知識 | Niagara Falls Boat Rides & Trips | Maid of the Mist
http://www.maidofthemist.com/ja/the-maid-experience/facts-about-niagara-falls/
イグアスの滝 〜アルゼンチンの悪魔の喉笛〜ベストシーズンにみる景色厳選25選
http://ryoko-tatsujin.net/southamerica/5799/
ナイアガラの滝 -canada sightseeing navigator-
http://www.canada-travel.jp/niagara.html
H.I.S. 絶景「ビクトリアフォールズ ザンビア・ジンバブエ」
http://www.his-j.com/tyo/zekkei/victoriafalls/
ナイアガラの滝 ミニ知識 | Niagara Falls Boat Rides & Trips | Maid of the Mist
http://www.maidofthemist.com/ja/the-maid-experience/facts-about-niagara-falls/
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2016年4月9日