- 第五十五回
「世界水の日」パート4:地球の歴史
〜魚の祖先が出現。植物と、昆虫が地上に登場する時代。〜
みなさま、ただ今ごーるでんうぃーく真っただ中・・。。。
「いかがお過ごしでしょうか?」なんて、聞かずと知れてますからね・・。
ではさっそく・・・。
前回の続きでございます。
前回は、地球誕生から一気に現代に近づいてきたところまでお話ししました。
そう、地球は、約41億年くらいかけて、我々地上生物が、陸地で生きていける環境を造り上げた・・という内容でした。
今回は、海の中の生物たちが地上に上がってきた・・という内容で進行したいと思います。
■約4億5千年前頃。
オゾン層形成によって、生命が陸上で活動できるようになり海で生息していた植物たちがどんどん陸地に上がりだします。
しかし、陸上の環境は、海の中での生息よりも厳しいモノでした。
そこで植物達は葉や茎などに、水分を吸収するのに必要な機能を発達させていき、どんどん海の生物たちが地上に上がってきたのです。
こうして、陸上に生命が進出しただの荒れ地だった大地が植物たちであふれ徐々に緑で覆われていきました。
いっぽう、海の中の生き物たちは次第にその姿を変えていきます。
そして魚の祖先が現れるようになります。
その後、魚たちは2億年という長い時間の中で体を進化させていきます。
大地は木々であふれ森ができました。
森の木々は朽ちたり倒れたりして水中に沈みます。
それによって、魚たちは進路の進行を邪魔されるようになりました。
魚たちは沈んだ巨木を蹴って前進するようになっていきました。
やがて魚たちは足を持つようになり、足の発達した魚たちは陸上に生活の場を移していきます。
それが、両生類の祖先です。
■約3億7千万年頃前。
両生類の仲間が登場します。
彼らは地上で呼吸ができるように、肺を進化させていきました。
そして、陸上生活に適した乾燥に強い皮膚と、重力に対する適応力を身に付けていきます。
また、内臓を守るための除骨も発達させていきました。
このようにして、彼らは水中でも陸地でも生きていけるように進化をしていったのです。
また昆虫の出現は、両生類以前で昆虫たちの方が先に地上に進出していたようです。
2014年のある学説では、植物たちが陸地に上がる以前に原始昆虫は陸地に存在していたという報告があるそうです。
というわけで、今回はここまでとしておきましょう。
語れば語るほど奥は深い〜
これを見ればお分かりになるかと思いますが、地球ができてから我々の時代になるまで、ほとんどのことが分かっていないのです。
我々の時代なんていうのは、我々の祖のアウストラロピテクスくらいまで遡ったとしても、せいぜい数百万年前?
いや、これでも我々人類の生命活動が可能な時間から比べれば、太古の大昔の話・・・・・。
人類が、地球誕生、生命のたどってきたルーツをどこまで知ることができるのか・・。
我々は、普段人間社会というコミュニティーの中で生活しています。
そんな閉ざされた世界にいる我々・・・。
一歩外に出れば危険がいっぱい。
しかし・・・・・・。
やはり、外に出てみなければ、中の様子は見えてこないものです。
地球の辿ってきた歴史を知ることも、我々を振り返ることにつながるかもしれませんしね。
そいうわけで、次の「世界水の日 地球のれきしリーズ」は・・・・。
ええ、そうでした・・・恐竜です。
次回は、恐竜帝国についてちらりとお話しいたします。
でわ、れいによってれいのごとく・・・・・。
でわでわ、みなさまごいっしょに!!
こうご期待!!!!!!!!!!!
〜参考文献ホームページ〜
ウィキペディア
地球の歴史
http://www.geocities.jp/niginiginomiko/tikyunorekisi1.htm
地球と生命の誕生と進化(3.原始生命の誕生)
http://nihon.matsu.net/seimei/09.kanburia.html
火に包まれた「月の歴史」 45億年を早送り+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120403/wir12040316200003-n1.htm
3_12(その1)
http://www1.tecnet.or.jp/lecture/chapter3/3_12_1.html
プレートテクトニクスとプルームテクトニクス
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/platetectonics-02.htm
〜参考文献図書〜
・ボクは46億歳。
親子で読む、壮大な「地球紙」カレンダー
豊田充穂 作・絵
杉田精司 監
・まんが科学百貨 why? 地球のなぜ
文/イ・グワンウン 絵/イ・ヘジョ
日本語版監修/ 筑波大学名誉教授 猪郷久義
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