- 第五十八回
「世界水の日」
地球の歴史 最終回:後編 〜我々のこと・・。〜
そういうわけで、後編です。
前編では、・・・(ほんとうは前回の回でこの「世界水の日」シリーズ終わりになる予定だったのだけれども・・)
まあね、人間、生きていれば予定不調和というのはあるものです。
そう、突然何の知らせもなくいってしまう方もいらっしゃれば、・・・思わぬところでの出会い再会などもありますからな・・。
前回は、たしか、哺乳類が恐竜時代をどのように生き抜いてきたかとかについてのお話をしました。
で、現代人・・人類は、哺乳類のサル目(霊長類)に属している・・・ということもちらっとご紹介しました。
今回は、霊長類の一種である我々人間の歴史をたどっていく感じで進めたいと思います。
■人間の出発点はどこか?〜
サル目(霊長類)がこの地球上に現れたのが今からだいたい1億年から7千年前といわれています。
そして、4千万年ほど前に霊長目の亜目として、人類亜目に分かれていきます。
このころ、ネズミに近い顔立ちから、より人間に近い顔になっていきます。
ここで、聞きなれない言葉が・・。
亜目・・・まあ、分類の項目なのですが、鼻の辺りの形の違いで、
分けられている項目です。
さるの顔の鼻と、人間の鼻の形・・違うでしょ。
そして、3千年ほど前。
尾のないサルが出現します。
チンパンジーとか、ゴリラとかがこの類ですね。
ちなみに、チンパンジーは、「霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される類人猿」だそうです。
さらに600万年から500万年前になると、脳がより大きく発達し、楽々と二足歩行ができるようにまります。
これが人類の祖先とされている猿人になるのです。
そして、ここから人類がより進化を遂げ始まっていくのです。
現在最古として挙げられている猿人。
アウストラロピテクスはアフリカ大陸に出現しました。
彼らは徐々に生活の場を、アフリカ大陸からユーラシア大陸へと移していくのです。
約50万年前。
原人が登場します。
彼らは猿人の約2倍の大きさの脳を持ち石器や火を使用しました。
そして、約20万年前。
旧人が現れます。
脳の大きさは、現生人類とほぼ同じです。
彼らの生きた時代は氷河期にあたっていました。
彼らは、炉を作り暖をとることのできる住居に住み、毛皮で作った衣服を着るなど、より今の我々に近い生活をしていました。
約4万年前、ついに新人であるクロマニョン人が登場します。
彼らは、現在の人類により近い知能を持ち身体的特徴を持つ人類が登場したのです。
ここから、我々の祖先たちが今現在に至るまでの科学技術などを確立させていくのです。
このようにね、我々人類が今のように脳を駆使して自然界の外敵から守られ快適な生活を送ることができる文明を築き上げるに至るまでには、そう、46億年という長ーい歳月があったのです。
そして、水という物質なくしては、我々生命体はこの地球に存在し得なかった。
奇跡が奇跡を呼び我々は、この地球上の自然界の結晶として今ここにあるのです。
なので、命はね、尊いんだよ・・・・・というのは、このような我々人類が知能を持ち文化を築くことができるに至るまでに、長い長い過程と奇跡を受けて存在し得ているからなのですよ。。
まあ、そういうわけで、くどいようですが、水なくしては我々は存在していなかった・・ということで。
というわけで、今回のこの「世界水の日」シリーズ終わります。
3月?終わりごろから約2か月間長きにわたりご拝読いただき誠にお疲れさまでした。
以上!!!

〜参考文献ホームページ〜
ウィキペディア
地球の歴史
http://www.geocities.jp/niginiginomiko/tikyunorekisi1.htm
地球と生命の誕生と進化(3.原始生命の誕生)
The Chamber of World History
http://homepage3.nifty.com/ryuota/earth/history.html
逆境に耐え抜いた哺乳類: 生物の歴史
http://seibutu-no-rekishi.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-ccde.html
〜参考文献図書〜
・ボクは46億歳。
親子で読む、壮大な「地球紙」カレンダー
豊田充穂 作・絵
杉田精司 監
・まんが科学百貨 why? 地球のなぜ
文/イ・グワンウン 絵/イ・ヘジョ
日本語版監修/ 筑波大学名誉教授 猪郷久義
コラムの大広間へGO!
こらむるーむへback!
内外典具帖紙店 copyright (c) 2014 NAIGAITENGUCHOUSHI. Allright reserved.
〒781-2133 高知県吾川郡いの町加田809-1 Tel:088-892-1088 Fax:088-892-2968
2016年5月20
日