- 第六十九回
熱中症。 パート4:夏バテ防止食べ物。
みなさん、お盆休み・・・。
ゆっくりとお休みできたでしょうか・・?
ワタクシは、休みであろうが、PCカタカタやっております。
前回の「熱中症」からしばらく経ってしまいましたが、覚えてらっしゃいますでしょうかね・・?
お忘れの方は、是非、もう一度水コラムの復習をしていただいて、水コラムの検索ランキングUPに貢献していただけたら幸いと存じます・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(ねらっておりますのでね・・・。)
それはともかく、今回のテーマ「夏バテ防止食べ物
とにかく、今年は猛暑日続きでみなさんバテバテではないでしょうか・・・。
日射量はすでに熱いのレベルを通り越して、痛い!!
ニュースでは熱中症で倒れられる方が報道されています。
ここで大事になってくるのは、やはり、しっかりとした熱中症対策の知識を頭に入れておくこと・・・。
(うむ・・・・・。やはり、もう一度、「水コラム」「熱中症シリーズ」を復習することをおススメします。)
そして、熱中症で大切になるのは、水分補給です。
この時期は暑さで大量に汗をかきます。
体からは、カリウムや塩分も一緒に排出されてしまいますので、これらを補いながら水分もとるのが理想的かと思います。
その他にも、補っておきたい栄養素として
糖質 ・・・体内で水分の吸収を促してくれます。
ビタミンB1・・・不足すると糖質の分解力が弱くなります。
糖質をエネルギーに変え、また糖質を分解することで、
乳酸などの疲労物が溜まらないようにしてくれます。
クエン酸 ・・・疲労回復や、代謝を活性化させてくれることが期待できます。
それではでは、具体的にどんなものを食べたらよいのか・・?
夏バテ防止対策として、最もおすすめなのは、やはりカレーです。
夏の定番メニュー、国民食といっても過言ではないほど、日本人に親しみのある料理。
カレーにはたくさんのスパイスが入っています。
作る人によってカレーに加えられるスパイスの種類も量も違いますし、市販のカレールーの中にもたくさんのスパイスが含まれております。
シナモン・クローブ・ターメリック・ナツメグ・コリアンダーなど。
何十種類も入れる方もいると思います。
そう、カレールーに含まれるスパイス。
これには様々な効果が期待できるのです。
・発汗作用を促してくれます。
・体を温めてくれます。
・食欲の増進や、消化を促す効果もあります。
また、カレーの中に入る食材によっても様々な夏バテ予防の効果が期待できます。
みなさん、カレーといえば、基本、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、あとはお肉・・ですよね。
でも、いま巷には、たくさんのカレー屋さんがあり、そして、ここのお店で、オリジナルの味を楽しめるほど種類があります。
そうです!!
何を入れてもカレーなんです!!(・・・おおよそは!!!)
いれてみたいカレーの食材です。
■たとえば、ゆで卵を入れてみたり。
卵は「完全栄養食品」といわれるほど、栄養価の高い食品です。
タンパク質やカルシウム、鉄分、豊富なビタミン類、ミネラルが含まれています。
足りないのは、ビタミンCと、食物繊維くらいで、不足した栄養分を補いやすい食品です。
また、コレステロール値を気にする方にはあまり食べ過ぎるとよくないということで、嫌厭されてきた部分がありますが、1日2個食べてもコレステロール値が上がらないという研究結果が出ているそうです。
■グリーンピース、ひよこ豆などの豆類。
豆類には、カルシウム、カリウム、食物繊維などを効果的に摂取できます。
また、生活習慣病を予防するのにも効果的です。
■ピーマン、トマト、ナス、オクラ、トウモロコシなどの夏野菜。
夏野菜には、疲労回復に役立つビタミンB群や、身体の調子を整えたり免疫力を高めてくれるビタミンCも多くう含まれています。
■エビやイカ、貝などの魚介類。
魚介類は海の栄養成分も含まれていますので陸地の食物にはない様々な栄養成分が含まれています。
高たんぱくで、低カロリー。
タウリンやEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)といった、海洋生物が多く持っている栄養素が特徴です。
タウリン・・アミノ酸の一種で「旨み成分」であり、また様々な生理作用を
持っています。
肝臓の働きを盛んにし、動脈硬化を予防します。
糖尿病の治療・予防に効果があり、血圧を安定させたり、目を
よくしたりと、様々な効果を期待できます。
EPA ・・悪玉コレステロールを排除し善玉コレステロールを維持する働きが
あり、血管障害の予防が期待できます。
DHA・・EPAと同様の効果が期待でき、脳の発育にも効果が期待できます。
たとえば、豚肉にはビタミンB1が豊富ですので、疲労回復の効果が期待できますし、じゃがいもやホウレン草などにはカリウムが含まれており、汗と一緒に排出されるカリウムを補うことが期待できます。
カレーと一緒に、牛乳やサラダをとれば、いろいろな栄養素を補うことができます。
牛乳の中に含まれるアルブミンというタンパク質は、血管内に水分を引き込んで、血液を増やす作用があり、発汗作用を高めたり、皮膚表面から熱を放散する機能を高めてくれます。
この結果、体温調節が円滑にできるようになるのです。
なので、牛乳も、夏バテ予防にはおすすめの食材です。
生野菜には、水分が多く含まれていますので、体を冷やしたり水分補給にもなります。
というわけで、カレーは一品でたくさんの栄養を一気に補給できるとい優れた料理です!!
今年の夏は、猛暑日が長く続き日差しも強い。
カレーを食べて、この夏を乗り切りましょう!!
■食材番外編〜ここで紹介したもの以外の熱中症予防食材です。〜
梅干し ・・クエン酸ナトリウム・塩化カリウムを含んで
いて、酸味の主成分であるクエン酸は、
疲労回復に効果があります。
ミネラル入り麦茶・・汗をかくと、ミネラルも不足します。
ミネラルは人間の体の中では作ることが
できないので、麦茶に含まれるミネラルが
補えます。
スイカ ・・スイカには水分が90%以上含まれて
おります。さらに、糖分、カリウム、
カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも
含まれているので、微量の食塩を加えると、
スポーツドリンクに近い効果が期待できる
そうです。
スポーツドリンク・・ナトリウム濃度が、
標準の血液濃度に近い飲料水です。
冷たい味噌汁・・塩分補給になります。
夏は、あつい味噌汁は喉を通くいので、冷たい
味噌汁が良いのではないでしょうか・・・。
このように、紹介してきましたが・・。
熱中症対策の食べ物・・。
我々がいつも食べているとっても身近なものには、かなり高い栄養価があったんですね。
この機会に、食材栄養素辞典をもう一度完読することをおススメします・・・。
ではでは、みなさん、お体にお気をつけて〜
〜参考文献ホームページ〜
・ウィキペディア
・体の中から対策できるレシピ紹介
http://s.weddingpark.netmagazine/3688/
・これだけは覚えておきたい 熱中症対策に効果的な飲み物・食べ物 まとめ−NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/m/odai/2137358647485370301
・マメの主な栄養性 豆類協会 mame.or.jp
http://www.mame.or.jp/eiyou/eiyou.html
・「ゆで卵」の秘密|welq[ウェルク]
https://www.welq.jp/3589
・魚介類の栄養
http://www.naruyama.com/eiyouso.htm
・熱中症予防には、牛乳を飲もう/熱中症情報サイト
http://xn-fig27vh6gbjsqve.com/cont2-4.html
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2016年8月17日