うらメン会合第12回「たんごのせっくぱーてー」
うっしー:「たんごのせっく」・・。
わたしは、めうっしーやけど・・。
そもそも、この「歳時記」に関する「ぶんけん」によると・・。
もともと「たんごのせっく」っていうのは、田植え前に早乙女を清めるための儀式やったんや。
つまり、わたしら女子のための行事として始まったんや!!
だから、
・・女子もお祝いされる日や!!
ヒヨコ:(・・。またか・・。
思い込みが過ぎるっていうかさぁ・・。)
「のちに、男の子の節句になった」って書いてあるじゃん。
(このままじゃ、「端午の節句」まで、主役を女子にされかねないね・・。)
うっしーさぁ・・いいじゃんそんなのどっちでも。
イヌ:ヒヨコ・・お前はホンマに、適当やな。
いっつもや。
その適当さが、どんだけ、「いべんと」をあじ気のないつまらんモンに変えてるか、
考えたことあるか?
いいか?
このめまぐるしく変わる時代やからこそ、大事なんや!
こういう、昔から行われてるフウシュウ、・・つまり、・・伝統的に行われてきた・・・・・。
・・風習や!!
ヒヨコ:(・・。)
イヌ:そう・・。
時代は常に動いてる!!
ええか、うっしー。
江戸時代や。
「もものせっく」は女の子の日。
「たんごのせっく」は男の子の日って決まったんや!!
だから、いくら、日本の「端午」の風習が行われたのが、女子が元やったとしても、
江戸時代に入って男の子の日ってな、決まったんや!!
ネコ:うちら男子が主役や!!
テン子:はいはい(ぱんぱん)。
みなさん、全員お集まりですかね?
まったく・・。号令もかけれんじゃんか・・。)
では、これよっ・・
うっしー:たんごのせっくぱーてーやー!!!
うらメン:うおーーーーーーーーーーー!!!!!
ヒヨコ:(・・うぉー。)
キンギョ:(・・フン。)
テン子:(・・!?)
うおーーーーーーーーーーー!!!!!
キンギョ:今回はちゃんとごちそうの準備できてるみたいね。
ヒヨコ:あたりまえだよ。
だいたいさ、”ぱーてー料理”ってのは、用意されてるものなの・・普通は。
ぱーてー当日に、”げすと”がごちそうの準備からやるなんてありえないからね!
キンギョ:違うわ・・。
「うらメンぱーてー」において”ちゃんと”、ごちそうの準備ができてるのが”オカシイ”のよ・・。
(これは、・・怪奇現象ね・・。)
ヒヨコ:(・・なるほど。
テン子が、常識的なする振る舞いをする・・。
ぷっ・・。
確かに、笑えるね。)
うっしー:おお!!
なんや、そこ!
盛り上がってるやん!
いつから、そんなに仲ようなったんや?
(毒舌キンギョと、偏屈ヒヨコが話してる。
・・・・・・・・・・・・・。
・・この後、異常気象とかにならんやろな・・?)
ネコ:やっぱり「類は友を呼ぶ」いうのは、こういうことなんやろな・・。
ヒヨコ:(・・いら。
・・・・・・・・・・・・・。)
ネコ:最終的に行き着くところは同じなんや・・。
ちっちゃいモン同士気が合うってことやろ!!
ふふ・・。
絶対ありえん組み合わせや思うてたけど・・そういえば、サイズ間はぴったり合ってるしな。
ヒヨコ:(むか。)
ネコさぁ!!
君、ちょっ・・。
キンギョ:やめときなさい!!
体力だけ吸い取られて、言い返し損よ!!
ヒヨコ:くっ・・。
キンギョ:(・・まともな会話ができたためしがないくせに、
なんで「類は友を呼ぶ」なんてことわざ知ってるのかしら、こいつ・・。
ありえないわ!!)
テン子:(いらいら・・。
・・ありえない!
主催者である、テン子さんを無視して盛り上がってる・・。)
ヒヨコ:そういえばさぁ・・。
なんで今回は、ぱーてーのごちそう、こんなにたくさん準備できてるわけ?
テン子:(むか)
「なんで?」・・。
疑問点がオカシイですよ、ヒヨコぉ・・。
みなさん!
ちゅーもく、してくださーーーーーい!!
ヒヨコの疑問にお答えしましょう!!
うっしー:出世や・・。
(・・・・・。
ありえん・・・。)
テン子:(・・?!)
ヒヨコ:へー。
(出世ねぇ・・。
今度は一体どんな手を使って丸め込んだんだろ・・。)
あえて、すごいね・・。(ある意味ね・・。)
テン子:(・・あえて。)
うっしー:まあな・・。(ありえんけどな・・。)
そのおかげで、今回は、テン子の出資での久々にまともなぱーてーができてるってわけやな。
(そう・・2月の節分の時も、豆の持参やったし、桃の節句も、共同出資の共同準備やったし・・。
・・このちまきは、なかなかいけるな・・。テン子にしては、フンパツしてる。)
キンギョ:たまには、テン子だってリーダーらしいことしてないと、
自分の地位が危ういって自覚が芽生えてきたのよ・・。
(ありえないわね・・。わたしより先に出世できるっていうのが・・。)
バナナさん人手不足で、毎日走り回ってるのよ・・。
「藁にもすがる思い」ってぼやいてたわ・・。
テン子:(・・むか!)ぼやいてないわ!!
キンギョ:言い直すわ・・。
「藁にもすがる思い」って”心の中”で、ぼやいてる顔してたわ・・。
テン子:(どんな顔だよ・・。)
ネコ:なんや、”しゅっせ”か!
ははっ!
そうやったんか!
じゃあ、一応テン子の出世もかねたお祝いのぱーてーやな、これ!!
テン子:(・・。
・・ネ、ネコ。
テン子さんは、今日、初めて、ネコの心の素直さに感動したよ・・。)
イヌ:一応ってなんや・・。
ネコ:まあ、頑張ってたってことやろ、仕事。
いくら猫の手も借りたいほどの忙しさいうてもや、仕事せん奴に任せたりしたら、
そりゃ、どんな仕事もダメになるくらい、バナナさんも分かってる!
だから、やっぱり、テン子も最低限の働きはやってるって証拠や!
テン子:(・・うんうん。・・ネコ。)
キンギョ:(・・スジが通ってるわ。)
ヒヨコ:(ネコの様子が、前回の会合からどうもオカシイ・・。)
うっしー:(・・ありえん。大人の意見や・・。)
ネコ:それに、「ないてん」さんのことや。
いろいろ考えがあってテン子を入れてるんやと思う。
テン子:(・・・・・。)
キンギョ:(・・。)
そうよね。
バナナさんが、何の考えもなくポジション与えるなんてありえないし・・。
認めざるをえないかしらね・・。
(テン子・・。頑張るのよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ありえないけど・・。)
ネコ:そうや!がんばり!
そのポジションは、新しい人が入ってくるまでしかおれんと思う!!
うらメン:(・・?!)
ネコ:今しかないんや!!
テン子:・・・?!
うらメン:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ネコ:できるときに、できることを、できる限りの力でやる!!
新しい人が入ってくるまでの一時的なポジションやろうが、や!
テン子・・降格してしまうまえに、ちゃんと、した仕事をして、その座を死守するんや!!
テン子:降格せんわ!!
ネコ:あっはっは!
そうや!その意気でがんばって、地位を確立するんや!!
競争社会や!!
テン子:だから、降格せんって言うてるやろ!!
ネコ:あっはっは!
テン子:ちょっとネコ!ちゃんと聞いてる?!
だからさぁ!!・・
うらメン:(・・・。)
ネコ:まあ、大丈夫や。
テン子には、ここ「うらテン」がある。
テン子:そりゃ、どういう意味や!!!!!
ネコ:つまりやなぁ・・。
うらメン:(・・・。)
うっしー:むごっ。・・こ、こうご期待。
(・・次のぱーてーは、チョコレートケーキをリクエストしてみようかな・・。)
テン子の家へ。
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2015年5月5日