- 恵方巻き(太巻き)。
節分に、その年の恵方に向かって食べる太巻き。。。
この太巻きのお寿司が全国的?に広まり、知られるようになったのは、ここ数年のことじゃないかと記憶してますが・・。(・・おそらく、以前のテン子の、脳に眠るテン子の姿の話・・)
みなさん、食べてますか?
「恵方巻き」で、この太巻きが定着してますが実は、あるコンビニチェーン店が「恵方巻き」と名ずけて売りだしたことから、「恵方巻き」として呼ばれるようになったようです。
それに、この太巻きを食べるという行為は、結構歴史が新しいみたいです。
そもそもなんで、このような節分に食べる太巻き文化が始まったかというと・・。
ここも諸説あり、いまいち曖昧な感じがしましたが・・。
でも、文化の発祥っていうのは、たいてい、あやふやなものかもしれません。
チーズだって、アラビアの商人たちがたまたま発見したものだし・・(詳しくは、いずれウシ部屋にてお話いたしますがね・・。・・こうご期待。)
そういうわけで、その恵方巻きの諸説いくつかご紹介しましょう!!
・・と、そのまえに。
恵方巻き・・太巻きを何で、恵方に向かって食べるのかを話しておいた方がよいですかね。
節分の夜に太巻きをその年の恵方に向かて無言で食べる。
この時に願い事をしながら目をつぶって太巻きを丸かじりして食べるとよいとされる。
また太巻きに入る具は、七福神にちなんで「福を巻きこむ」という意味がこれられ七種類の具と入れるそうです。
キュウリ、ニンジン、厚焼き卵、うなぎ等々・・。
地域によって異なりますが。
また最近では、種類も豊富で、海鮮太巻きとか、牛肉の入っている太巻き、恵方巻きのロールけきまで種類が多様化しており、ちょっと楽しい感じの「恵方巻き」が楽しめます。
では、今度こそ発祥説です。
・江戸末期 大阪の商人たちの間で始まります。
商売繁盛や厄払いという意味を込め太巻きを食べたとする説。
・19世紀 大阪近郊に住んでいた人々が集まり太巻きを一本丸かぶりで食べ始めたのが丸かぶりの始まりとする説。
・大正初期 大阪で御新巻香をつかった海苔巻を恵方に向かて食べた。
・昭和初期 大阪の海鮮協会などが海苔などの商品を販売するための名目で「節分の丸かぶり寿司」に関するチラシを出したことから。
他にもいろいろございましたが、共通して大阪で商人たち、あるいはそこに住んでいる庶民の中で生まれたもの。
文化って・・案外地味に始まり、根付いていくものなのかもしれませんね。
■豆・まめ・マメ−−−感想−−−■
2月3日にちなんでちょっとコラム脱線させましたが・・。
企業の、商戦戦略かもしれませんが、それそれ。
やはり、イベントというのは、楽しんだが勝ちです。
いつも、皆さん頑張って勉強したり働いていらっしゃるかと思いますので、息抜きって意味でも大事かな・・と思います。
企業さんは、イベントのために良い企画を準備して、いいものを商品として出してくれる。
では、われわれはそれに乗って、単純に楽しんでしまえばいい話です。
まあ、気乗りしない方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は、その気になるまで待てばいいし。
楽しそうな様子を横目で見つつ気のあった仲間と、グチグチ言いながらお酒(オレンジジュース?)を飲むのも乙なもんですよ。
いつかそれが笑い話になる日がきますからな。
そこをどう楽しむかは自由です。
とりあえず、テン子さんは恵方巻きのロールケーキなんかを食べつつ、2月3日を楽しめれば今年の節分は良いものとなるでしょうな。
みなさんも、自分に合った節分をお楽しみください。
今は、ちょっと日本は・・大きな問題を抱えていますので・・あまり派手には騒ぎづらいですが、なんとかいい方向に進むことをお願いしつつ。
節分なので、無病息災を祈願して豆まきしておきましょう!!!。
■参考■
・ウィキピディア
・366日への旅−記念日編−今日は何の日−(節分)
http://www.hukumusume.com/366/kinenbi/pc/02gatu/2_03.htm
・和菓子ミュージアム−歳時記の用語−節分の由来
http://www.kanshundo.co.jp/museum/saijiki_yogo/setubun01.htm
・All About【暮らしの歳時記】【節分】のいろは
http://allabout.co.jp/gm/gc/220741/
・日本の行事・暦 節分(雑節)
http://koyomigyouji.com/24-setsubun.htm
・お話歳時記 二月の行事と節分
http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM012.html
・トークする日本語−NHKアナウンスルーム− 「節分」
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/144784.html
・−子供に伝えたい春夏秋冬− 和の行事を楽しむ絵本
著:和文化研究家 三浦康子 絵:かとーゆーこ
・−季節を知る・遊ぶ・感じる− 2月の絵本
監修:長谷川康男
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