ないてん井戸端会議17
ないてん1話〜10話
ないてん11話〜20話
ないてん21話〜30話
ないてん31話〜40話
ないてん41話〜50話
ないてん51話〜60話
ないてん61話〜70話
ないてん71話〜80話
ないてん81話〜90話
ないてん91話〜100話
ないてん101話〜110話
ないてん111話〜120話
ないてん121話〜130話
ないてん131話〜140話
ないてん141話〜150話
ないてん151話〜160話
ないてん161話〜170話
ないてん171話〜180話
ないてん181話〜190話
ないてん191話〜200話
ないてん第161話
本日は秋晴れなり。
本日はさわやかな秋晴れなりでござる。
この「ないてん井戸端会議」。
第1回(2014年8月13日)より数えまして、かれこれ9年目ですか?
・・・・・。
ふむ、われながら、粘り強いですね。
振り返ってみますと、
我々ないてんメンバー、いろいろありました。
旧工場時代、いろいろありました。(過去記録参照)
ちなみに、古参メロンさんは今年4月頃卒業しました。
そして、新しくパートさんが今おります。
と、とりあえず、今年も初っぱなから忙しくしておりましたねぇ・・(しみじみ)
と、いうわけで、
「第1回テン子特選ベストないてんアーカイブ、どれがいちばんお気に入り???」
大会を開こうと思います。
そうですね。
来月中(11月)には開催したいと思いますので
こうごきたいっ!!!
2022.10.22
ないてん第162話
ネジがバカになった話。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
・・・
毎日の、業務ごくろうさまです。
さてさて、ワタクシ、昨日もご注文頂きましたロール(60m巻き和紙)をスリッター加工にてまきまきしておりました。(おっと・・、これ以上の詮索はおよしなせえよ・・この界隈では「謎多き美少女テン子」でとおっておりますので。)
いつもの仕事ですね。心棒に紙管をはめ、その紙管に紙を巻き付けていく作業。(詳しくは 第43話「スリッターとテン子の新たなポジション発掘。」第45話「スリッター2」第72話「ローテーション」を参照のこと。)
その際に紙管を固定するための留め具があるのですが、・・今回、やってしまいましたね。
いや、そろそろネジ穴がやばいな・・って思ってたんですが、ええ。
バカ(ネジ穴は六角形になっており、そこにロッカクというネジを外す時に使う工具を差し込みネジを回しながらはずしますが、ネジ外しをしている打ちにネジ穴が摩耗して丸くなります。こうなるともうネジをロッカクで取り外しが出来なくなります。)になってしまいましたね。
(あー、・・・・・・やっちまった・・・。)
というわけで、この道ン十年。。
機械工キャベツさんの出番です。(第68話「何でも直すキャベツさん」参照・・)
なんといっても超ベテラン職人。
我々の心強い味方・・。
連絡し、すぐに駆けつけてくれました。
さてさて、どのようにして、ネジを取り除くのか、・・。(じつは少々不謹慎ですが、その職人技を見るのが楽しみでアリマス。)
キャベツさん、工具を持ち出しネジ穴に対峙します。
ワタクシも、手元にライトを当て、心棒が動かないように固定しサポートをします。
最初は、ネジにネジ回しを打ち付けそれを回しネジを取り出すという手法でやっておりましたが、なかなかに頑丈にネジがネジ穴に食い込んで外れない、ということで、「ネジを半分に切る」という手法に変えました。
(やはりな・・
手は一つではない。)
心棒ごと外に運び、固定用金具の部分の隙間にサンダー(切断用の機械)を宛て中にはまって身動きの取れないネジを切断にかかります。
次に、切断され頭と尻尾に分かれたネジを一つずつ取り外す作業です。
ワタクシも引き続きお手伝い・・。サンダーでカットされてできた隙間にネジ回しを差し込み更にその上からハンマーでガンガン打ち中のネジを少しずつ回転させネジ穴の外に送り出します。
少しずつ少しずつ、根気がいります。慎重さが重要です。正確さがいります。
力加減がいります。
これが、“職人技”。
そう、“技”なのです。
職人の持つ”技”。
そして、かかること数十分。
キャベツさんの手にコロッと固定金具から尻尾と頭に切断されたネジがこぼれ落ちました。
かくして、。。
約1時間に及ぶキャベツさんとネジとの戦いは終わったのです。
ワタクシなど到底"職人"を名乗ることが出来ぬほどの、"熟練技”を見させていただきました。
そもそも、ワタクシは、必ずやキャベツさんはこのネジを取り除いてくれると思っておりました。
なにせ、我々先々代よりお付き合いのある職人さんなのです。
我々のお世話になっている職人さんはキャベツさん以外にもおりますが、皆腕の良い超ベテ職人さんばかりです。
(たまに病院でお見かけすると、無理はしないで下さい・・と思ったりしますが)
しかし、もう後継者がいらっしゃらない方もおるようで・・
残念です。
ぜひ、この技を受け継ぐ者を育てていただき、今後ともお世話になりたく思います。
2022.11.5
ないてん第163話
こないだお会いしたカマキリさんの話。
こないだ、工場の敷地内にめったに見かけぬお客さまがおらっしゃいました。
綺麗なグリーンのお体。。
ワタクシももう少し小さき頃はよく遊び相手としてお世話になったもんです。
今はいっぱしの働く13歳ですので、もうそのような遊びは卒業致しました。
ロングタイムノーシーとご挨拶をし、少しばかり近況を伺いましたね。
カマキリさん(以降カマ):よぉ、元気かいじょうちゃん!
テン子(以降テン):モチのロンでアリマス。ワタクシも昔はおっちゃん達に遊び相手をして頂きましたが、こちらで働かせて頂いて10年目?(くらい)です。
カマ:おう、そうかいそうかい、立派になってお母さんお父さんも喜んでいることだろうよ!
テン:この十数年いろいろありましたが、お陰様でなんとかここまで・・・・。
カマ:ところで景気はどうだい?今年に入って物価高が急速に進んでるってエじゃねえかい。うちんとこも、光熱費、資材費もろもろ上がりっぱなしで、どうにもこうにもならんよ・・
テン:わかりみが深い・・まさに、今その原料費等の価格高騰が四方八方から経営を圧迫し、まさに、八方塞がり状態・・
・・・しかしこの内外典具帖紙株式会社。創業130年を誇る老舗和紙職人集団。ハマダ一門。これくらいの事で名を落とすわけには参りません。
初代が手漉きより始め、三代目が機械漉き和紙の株式会社として設立したのです。
カマ:おぅ、知ってるぜい!!この辺じゃ内外はそこそこ名の通った歴史ある会社だ。
時代の波で、100以上もあった和紙製造業が次々に事業の看板を下ろす中生き残ってきたのはもはや、この界隈じゃぁこの「内外」含め数件と聞く。
テン:カマキリさん・・おっしゃるとおりです。
ありがとうございます。
我々も新しく一般ユーザー向けの商品を開発し、また、今の時代に合った製品開発をしておるところです。
ありがたいことに、3代目よりお付き合い頂いているお得意様、また、新たにご注文を下さるお客さまのお力添えまた、その他の沢山の関係者の皆様のご尽力があり、このコロナ禍、ロシア状勢の中我々は生き残っている次第です。
カマ:うんうん。。(相づちを打つカマキリ)
いい話だなあ、おい。おっちゃん感動しすぎてカマを研ぎたくなってきたぜいっ!!
テン:お、お、おっちゃん・・(うるうるするテン子の目)
ありがとぉっ!!
ワタクシも感謝を忘れず、お取引様を大事にし、仲間を大事にして精進しまっす!!
・・・というような、お話を致しましたね。
まあ、この状勢はカマキリさんも結構打撃を受けているようです。
それから、別れ際に、「人間社会にすむと、いろいろと物が入り用で、余計な出費がかかって暮らしにくいなあ・・」と言っておりましたね。
そして、われわれは互いに背を向けおのおのの仕事に戻りました。
2022.11.5
ないてん第164話
「第1回テン子特選ベストないてんアーカイブ、どれがいちばんお気に入り???」
えーでは、本日、宣言通り、
「第1回テン子特選ベストないてんアーカイブ、どれがいちばんお気に入り???」大会を開きたいと思います。
でわでわ、じゃかじゃんっ!!今回のトップ5選は!!
こちらッ!!
と、言いたいところですが、「第1回テン子特選ベストないてんアーカイブ、どれがいちばんお気に入り???」は都合により延期させて頂きます。
申し訳ござらぬ。
じつを言いますと、急病人が出たり、お取引様の予定が変わったり、急なご要望があったりと忙しすぎて準備する暇が無かったのです。
というわけで、すみませんが11月も忙しすぎましたので、あしからず。
2022.11.30
ないてん第165話
今年最後の井戸端会議
みなさま、今年もやってきましたね、今年の御用納め。
弊社は、本日が今年最初で最後の御用納めでございます。
というわけで、今年2022年も沢山の方々のご支援のもと、この内外典具帖紙もなんとかお仕事をさせていただきました。
感謝の気持ちを込めまして、
さあ、
みなさまごいっしょにっ!!
ありがとうッ!!
まあ、なんやかんやで忙しくしておりました。
11月に予定しておりました、
「第1回テン子特選ベストないてんアーカイブ、どれがいちばんお気に入り???」大会を開きたいと思います。
大会。
できませんでしたので、仕事納めと共にやっておきましょう!!
ベスト5いきまっせ。
第5位:ないてん第161話
「本日は秋晴れなり。」
メッセージ:とりあえず、画像の名言「テン高く犬吠える・・秋。」は「テン子は高く空を仰ぎ、そしてわが相棒はワンワン番犬をする秋」という意味ですね。
第4位:ないてん第70話
「2016年最後のないてん〜メロンさんの差し入れ。〜」
めっせーじ:2016年度の御用納めですね。
新工場に引っ越した年。いろいろありました。新しい機械になれ、良い紙を抄けるようになるまでかれこれ6年かかりました。
みんなで集まって年納めのちょっとしたティーパーてぃーをしましたね。
当時いたメロンさんもミカンおばちゃんももう卒業しましたが。
第3位:ないてん第61話
「メロンさんちの犬たち・・。」
めっせーじ:メロン家に子犬を見に行ったときのことですね。
あのときだけですね。犬たちのアイドルになれたのは。
第2位:ないてん第59話
「テン子さんの新しいパートナー。 」
めっせーじ:テン子さんじつはママチャリ通勤しておりましたよ。
おきゅうりょうもだいぶたまったので、デンドーアシスト付き自転車に変えたときの事ですね。
今はちびここが我がにゅーぱーとなー。
そして栄えある第1位(じゃかじゃかじゃん、じゃかじゃかじゃん、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃんけんぽんっ!!)
ないてん第1話
「8月3日は、台風ですごっかたこと。」
めっせーじ:やはり、初心忘るべからずですわ。
記念すべき第一回目「ないてん井戸端会議第1話」
これは外せません。
というわけで、このような結果となりました。
気になる方は、検索してみてください。
ちょっと、まだ仕事が残っておるので、リンクは張りません。
でわでわ、良いお年を!!
2022.12.29
ないてん第166話
2023年度はじまります!
明けましたね、2023年。
日が経つのは実に早い。
年明けはニューイヤー駅伝を見て、海外ドラマを見て。
そしたらあっという間にひな祭りまでタイムリープしたみたいです。
というわけで今年度も我々ないてんメンバー一同よろしくどうぞ。
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ないてん第167話
3月に入っていろいろあったこと。
先週のこと。
久方ぶりに、見知った顔が。
「おう!」という表情とともに表れたのはメロンさん。
そうです。
’ないてん井戸端会議’ファンの皆様ならおわかりになるでしょう。
あの、天然人気者元ないてんメンバーのメロンさんです。
(また、寄り道して顔を出しに来たのか??)と思い、「おう、メロンさん!」と声を掛けます。
どうやら、今回は臨時のアルバイトで来たよう。
そういえば、この時期は、我が内外典具帖紙は毎年恒例、弊社で栽培している楮の刈り取りの時期です。
楮を刈り取り、それを蒸し、そして楮の皮を剥ぐのです。
それほど多くは収穫できませんが、それでもこのような手間は我々の和紙製造の一環としてとても良い経験にもなります。
今回の作業、ワタクシは参加しませんでした。
まあ、なんというか、出荷作業が押しておりまして、参加できませんでした。
この一連の作業は1週間ほどかけてないてんメンバー総出で行います。
非常に労のいる作業。
ないてんメンバー(今年は新メンバーさんも入り)大変、お疲れ様でした。
いつのまにか楮収穫から皮剥までの作業を終えたないてんを後にしたメロンさん。
また、来年もたのみますぜ。
過去記録ないてん「ないてん第75話 楮の皮はぎ。 」ないてん「ないてん第105話 お茶目なイチゴさんのはなし。 」置いときますので、よろしければ是非(他にも楮関連書いているかもしれませんが、探してみてください)。
剥いだ皮を天日干しにしている写真です。
↓
そして、この週はないてん商品の撮影がありました。
プロのクリエイター様、カメラマン様に来社して頂き、弊社商品の写真を撮って頂きました。
なぜ、撮影を依頼したのかと言いますと、ちゃんとした商品の画像があるとパンフレット作成などでもっと見栄えの良い物ができると考えたからです。
今の世の中画像の使い方は様々。
撮った写真は編集チェックをし、頂けるとのこと。
スタッフの皆様お疲れ様でした。
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ないてん第168話
今年の春の顔。
昨年の年末は大変な大雪で何十年に一度あるかないか、というくらいの事態に襲われました、このいの町。
どういうわけだか、令和5年に入り、例年に比べ比較的温かな日々が続きます。
まあ、生きとし生けるもの、この地球に住まわせていただいている身。
この大地がくしゃみをしても、ポンポンペインになっても、めまいを起こしても、どうあがいても我々はどうすることも出来ません。
いや我々が、この大地の病にさせる病原菌であることは、往々にしてあります。
とりあえずそれは反省しつつ、とにもかくにも今年の春のお顔をパシャリして参りましたので皆様にもお裾分けです。
2023.3.29 このページのトップへ〜
ないてん第169話
ごーるでんうぃーく始まりますね。
みなさま、ゴールデンウィークに入りますが、いかがお過ごしになりますでしょうか?
まあ、ゴールデンウィークに入るるんるんな気分の前にこういうことを言うのも何ですが、毎年のことなので覚悟をしておいた方が良いかと。
あっという間ですよ、一週間は。
なので是非ね、有意義な時間を過ごすことを心がけるのが良いかと。
ワタクシの予定としましては、自宅ベランダのテーブルセットにて優雅にティーパーティーなどを(一人で)やる予定ですね。
5日間にわたっての(自宅)プチバカンスです。
そしてね、みなさまもワタクシのようにゆったりとした時間を過ごすためにやはり、デジタル(スマホ)などはそっとクッキー缶にでもしまって、土の中に埋めてしまうのが最良かと。
そうそう、ちなみに最近の井戸端話の話題としては、ある方にご来社いただいた際にちょっとした興味深い話などいたしましたね。
さて、みなさま、AI(人工知能)、どう思われますか?
いつか、それについてもお話しをここで出来ればしたいと思いますので、それまでにそれなりのご意見などを各自でまとめておいて頂けると、楽しくワタクシの意見を受け取ることが出来ますよ。
それではみなさま、良いゴールデンウィークを。
2023.4.28
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ないてん第170話
ネット販売拡大ちう。
ただ今絶賛5月病をわずらっておられる、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
このたび、(というかもうずいぶん前から)我々内外典具帖紙は商品をネット販売に力をいれようと、販売サイトを増やしました。
今回、そのサイト2店をご紹介致します。
CreemaとJAPAN-BRAND FUNです。
まず、Creema様では活版カレンダや弊社きっての一筆箋職人が作る一筆箋レターセット、土佐巻き和紙などを出品致しております。
クリーマ様へはこちらからどうぞ。
Creema様といえばハンドメイド作品販売サイトとして運営をされていますね。。
Creemaサイトでは、ここでしか手に入らないニッチなハンドメイド作品に出会うことも出来ますのでぜひね、見てみてください。
見るだけでも楽しめるかと。
そして、JAPAN-BRAND FUN様では弊社オリジナル楮のコースターや、色和紙のお得な和紙詰め合わせ、和紙のラベルシールを販売中です。
JAPAN-BRAND FUN
JAPAN-BRAND様といえば、webマガジンスタイルで日本のブランドを発掘しそれらを紹介をしている新しいタイプの販売サイトです。
商品の製造メーカーを取材した記事を載せており職人達の様々な苦労などが知ることができます。
わが、内外典具帖紙株式会社も取材をして頂きましたのでよろしければ是非。
土佐和紙の伝統をモダンにアップデート。内外典具帖紙のオリジナル和紙製品というタイトルで記事を掲載して頂いてます。
こちらの方も是非読んでみて下さい。
というわけで、われわれないてんメンバーの汗と涙と、血の結晶の販売サイトを是非ともよろしくお願いします。
2023.5.11
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コラムの大広間へGO!