ないてん井戸端会議7
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ないてん第61話
メロンさんちの犬たち・・。
テン子さんは、最近、バナナさんと”どらいぶ”に出かけることがよくあります。
夜の、町に繰り出したり・・。
昼間、「ないテン」よりさらに奥・・。
つまり、山の方に”どらいぶ”に出かけたりと・・・。
ところで、「ないテン」メンバーの何人かは、「ないテン」よりさらに奥の方に入った川沿いの場所に家がありそこから出勤・・。
メロンさんもその一人・・。
テン:メロンさんちのイヌが子イヌ生んだ。(11月くらいにそう言ってた・・。)
バナナさん:メロンさんちにイヌ見に行ってみようか・・。
そいうわけで、バナナさんと、メロンさんちに行ってみようかということになったのです。
「ないテン」からさらに西へ向かい・・
車で、30〜40分くらいでしょうか・・。
メロンさんちがあるのですが・・。
メロンさんちは、川沿いの道のすぐ横に建ってある。。
メロンさんち・・。
車庫があり、その上にメロンさんの住む家が建ってある。
高台に家があるかんじでしょうか・・。
斜面の道の上を見るとメロンさんちがあり、数匹の犬たちが、こっちに向かってわんわん吠えている・・。
(・・・ふっ。元気なやつらや・・。)
坂を登り、イヌに向かって進む。
おおっ!!
数匹の小さいフワフワがこっちに向かって突進してくる。
さらにちっちゃいフワ犬。
うおおおおおおおおおおお!!
か、かわえぇ!!!
思わずつかまえてだっこしてみる。
ちっともビビる様子もなく・・。
メロンさん、子イヌを放し飼いにしているけど、全然逃げる様子もなく・・。
やはり、自分の住む家を分かっているようです!!
そして、母親犬。
母親犬はもちろんつながれておりますが・・。
こいつも最初は吠えていたのに、なでてやると、喜んでだきついてきて、しっぽふって!!
テン:かわいいいい!!
バナナさん:メロンさん、放し飼いにしても、逃げんがやねぇ。
テン:よし!!借りてこう!!!
メロンさんに頼んでみる!!
というわけで、メロンさんに相談。
テン:イヌ見てきた。
子イヌ借りたいけど、今晩一晩借りていい?
メロンさん:!(^^)!
おう!!
というわけで、二つ返事で、即OK!!
そして、改めて、メロンさんちに子イヌを借りに行くことに。
モチのロンで、お土産を持って。
もみじ饅頭と、焼き鳥のてみやげです。
そして、メロンさんちにつくと、またもや、子イヌたちのにぎやかなお出迎え。
ギャンギャン吠えながらこちらに向かって走ってくる。
テン:わぉ!!
どの子がいいかな・・。
黒いの茶色いのちっこいの。
子イヌは全部で4匹。
やはり、黒色フワフワが良いかな・・。
迷ってると、ちっこいの発見。
こいつは、追っても追ってもつかまえられない。
相当のビビりっ子め!!
メロンさんにつかまえてもらい、嫌がるのを無理やり、だかせてもらって。
こいつに決めた!!
そういうわけで、こいつはこの日一日わが家へお泊りしたのです。
そして、翌日。
テン:あのイヌ欲しい!!
もらったらいかん?
メロンさん:おう!
やる!!
メロンさんは2つ返事で、またしても、そくOK!!
というわけで、無事にテン子さんの供犬2号として、我が家の一員になったのです!!
ふう、この忙しいのに、また、さらに忙しくなりそうだよ、まったく・・。
供犬2号が来たせいで、さらに忙しくなったよ!!
2016.2.11

ないてん第62話
リフトの修理。
テン:・・・直りそう?
リンゴさん:・・・・・わからん。
テン:直し方わかる?
リンゴさん:ううん。
見よう見まね。
テン:ふーん。
すごいね。(・・自力で直す気か。)
リンゴさん。
漉き台の横で、何やらリフト相手にごちょごちょやっているので・・観察してると、リフトが故障したらしい・・。
・・・おっと、失礼。
ご説明しましょう!!
漉き台(すきだい)・・・。
この漉き台というのは、和紙の原料をまさに和紙という一枚に連なった長い紙を漉き上げるための機械なのです。
このドロドロした原料
はい、ぽん!!
↓
これを、このように漉き上げていく・・。
はい、ぽん!!
↓
どのくらいの長さになるかといいますと・・。
まあ、だいたい長いモノで、2000〜3000メートルくらいにもなるそうです。
厚さにもよりますが、薄いモノで、だいたい0.03mm〜0.05mmくらいだそうです。
紙なので薄いですので・・。
そういうわけで、漉き上げられた和紙は、紙管(しかん)という芯に、クルクル巻き付けられ回収されていくのです。
そして、このように、ロール状になる。
この巻き上げられた和紙。
紙管の重さを合わせても、だいたい15s〜25sにもなり、重たいのです。
なので、ここで、リフトを使い電気の力を借り、この和紙ロールの上げ下げをするのです。
何だか知らないけれど。いきなりリフトが壊れてしまい、リンゴさんは、部品を発注し交換しで・・・。
リフトの修理にチャレンジしておるわけです。
で、結局リフトがあまりにも旧式だったので、部品が合わず直りませんでした。
そして、この二日後・・この工場は、取り壊しが開始されることになったのです。
この46年という歳月を我々内外典具帖紙とともに働いてくれたこの工場。
我々も、新工場へ完全なるお引っ越し。
ありがとう、我々の工場・・・。
・・・・・・ボロボロになるまで、よく働いてくれたね。
2016.4.7

ないてん第63話
新工場での作業あれこれ。
新工場に移って、しばらくが立ちます。
と、いっても、・・・あれから半月くらい?
ないテンメンバーも一応、自分の所持品などを保管する場所を確保し、作業台など、各自持ち場の作業に入ったころ。
しかし、紙を漉くには至らず。
機械設置がまだまだ未完成で、毎日のように機械設営の職人さんたちが来て我々ないテンのために一生懸命工場内の紙漉き機械を組み立ててくれております。
なので、フル稼働はしてないのですが、それでも、何かできることを少しづつ片付けておる毎日です。
マンゴーさんと、ミカンおばちゃんは草洗い。
メロンさんは、原料のあく抜きなどをする作業。
スイカさんと、イチゴさんはそれぞれ加工場で、加工作業をし、お客さん方に少しでも早くお届けできるように頑張っている。
そして、リンゴさんは設営工事の方や、時々お見えになる取引先の方たちと話し合いをもったり。
工場内に既に完成してある機械の下調べなどをしている。
バナナさんは事務手続きをしたり、メロンさんやミカンおばちゃんたちがする原料上げの作業の手伝いをしたりしております。
で、テン子さんは何をしているかというと、バナナさん指示のもといろんなことをお手伝いしておるのです。
たとえば、原料上げの作業は、大勢でやらないと大変労のかかる仕事ですので、そちらのお手伝い。
あるときは、発注先に注文書類などを送るための書類作りなど。
力仕事から事務手続きまで、ええ、しっかり、バナナさんに使われて・・もとい、お手伝い。
ふっ・・・・・・ある意味、いろんなことを学んでいる。
まだまだ、今現在の機械設備では、和紙を漉くまでには至りませんが、もうすぐです!!
漉き台・・つまり、和紙を作る大元の機械と、原料を溶かす機械が完成すれば、すぐさま、試験漉きができる。
そうなれば、あとはバナナさんと、リンゴさんの技術と知識で、いいものを作り上げるでしょうからね。
それに向け、今は少しでも・・そう、いつでも発進できる状態を作っていくのです!!
2016.4.7

ないてん第64話
ミカンおばちゃんの卒業式。
この日も、いつも通り、まだまだ稼働状況の良くない内外典具帖紙です。
ミカンおばちゃんと、メロンさんは原料の楮のあく抜きやら、原料上げの作業をしたりし・・・。
マンゴーさんは洗い場での草洗い。
イチゴさんはせっせか、出荷用の商品の紙加工に従事し・・。
スイカさんはスリッターでこちらも、和紙の加工。
リンゴさんとバナナさんは機械の点検、仕上がり具合を機械設営の職人さんたちと確認している。
試運転ができるようになるまでもう少しのところまで機械は完成している。
そして、ワタクシテン子はパソコンの前で、水コラムのための資料集め。
ふと、会議用のテーブルに目をやる・・。
・・・・・ん?
見ると、テーブルの上に紙袋が乗っている。
・・・これは、さっき来ていた、お客さんが置いていったお土産なのでは・・。
おそらくこれは、・・・おやつ・・的なもの。
でわでわ、さっそく中身の確認といきますかね・・。
そして、紙袋の中身を見る。
・・・ふふふ。
やはりな・・。
思った通り、入っていたのは、ドーナツに、クッキーの詰め合わせの袋。
いやぁ〜これはこれは。
これは、今日のないテンメンバーのおやつはドーナツと、クッキーですな・・。
ふふ・・。
みなさま、ありがたいことに、この内外に来てくださる方の中には、このようにね、お土産なんかをお持ちくださる方がいらっしゃる。
そうしていただいたおやつは、我々みんなでいただいておるのです。
ふふふ・・。
スイカさん早く、このおやつ配ってくれないかな・・。
などと思いつつ、テン子さんはホームページの作成をしますよ・・と。
すると、バナナさんが事務所に入ってきて・・。
バナナさん:今日で、ミカンさんやめるきね。
テン:・・!?
バナナさん:ミカンさんからハンカチもろうちゅうきね。
そう言って、ピンクの蝶の柄の入ったハンカチを手渡され・・。
・・・しかし、聞いてないよそんな話は。
いや、前々からおばちゃんが辞める話はあったよ。
しかしね、・・・まさか、今日!!?
ちょっと、いきなりな・・・気がしますが・・・・・。
・・・あっ。
・・そうか、今日は3月31日。
事務所を出て、ミカンおばちゃんのいる作業場へ向かうと、マンゴーさんとおばちゃんが最後の井戸端会議をしていた。
マンゴーさん:遊びに行く気ねぇ。
ミカンおばちゃん:そう・・ふふ。
あんたも元気でおりよ。
テン:・・・・・・・・・・・・。
おばちゃんと、マンゴーさんはしばらく話をしていたので、テン子さんは黙ってみてた。
・・おばちゃん、おつかれさま。
おばちゃんが、こっちに気づいたので。
テン:おばちゃん、おつかれさん。
ミカンおばちゃん:テン子ちゃんもありがとう。
おばちゃんの目には涙が光ってて。
そう。
そうして、おばちゃんは、自分の荷物をもって、外へ出た。
タクシーが来て、おばちゃんは荷物をタクシーに乗せ、最後に手を振って帰っていった。
スイカさんとバナナさんとが、見送ったおばちゃんの姿がなくなると工場に戻ったので、テン子さんも戻ったよ。
事務所に戻ると、スイカさんが・・。
スイカさん:はいこれ。
おばちゃんからって、みんなに配っちゃってくれん。
そう言って、渡された紙袋。
それは、さっきテーブルに置いてあったやつで、中にはドーナツとクッキーの入ている。
・・・・・おばちゃんからだったのか。
最後の差入れ。
おばちゃんよ、クッキーは・・・とてもおいしかった。
2016.4.10

ないてん第65話
4月からこっちにかけて・・・。
お久しぶりです。
ないてん井戸端会議・・・。
4月に入ってアップしてなかったっけ。
いえ、1回アップして、はや4ヶ月が経ちました。
井戸端、休んでたけど・・・。
我々ないてんメンバーその間もしっかりとお仕事してました。
なんかここ最近までずっと、あれやこれやと忙しく・・・。
工場内の設備もつい先日完成しました。
と、いっても、注文が滞らない程度の設備は完備してたんですが、あちこちの細かい部分、エレベーターつけたり、仕事がやりやすいような工夫をあちこちに施してもらっていたのです。
おかげで、いろいろなところで、労がいらずスムーズな仕事ができるようになりました。
ほんとにね、その機械設置してくださったおっちゃん二人。
2年も前からお世話になって、立派な工場を完成させてくださり、感謝感謝でございます。
そして、テン子さんは、このたび新たなポジションに移動したのです。
原料とかしの仕事をしなくてよくなったので、紙の仕上げ加工や、原料の下準備といった、新たなポジションの任を頂きかりまして・・。
そう、ここ数か月というもの、いろいろと覚えることも多く、時には事務処理なんかもしますので、あちこちに神経とばしてました。
またね、今月は、特に忙しく、急ぎの出荷があったり、工場完成の落成式なんかもあったりで(これでは、うらメン会合がひらけないじゃないか!!)。
残業があり、お客さんの出入りが多かったり、差し入れもあって、お土産やらいろいろ頂き・・・。
落成式では、懐石料理を食べたり、クッキーやら、ケーキやら、バームクーヘンやらゼリーやら、・・・。
そう、とてもおいしい思いをしたりで・・・・・忙しかったのだ。
仕方ないのだ!!
だって、いつも事務所にはお菓子がなぜかある・・。
食べなきゃダメになってしまうではないか!!!
最近のないてんの日々・・・。
バナナさんは、ジュースやら、アメの差し入れをしてくれたり。
マンゴーさんは、ネコが車酔いをして吐いたって言ってたし。
イチゴさんは、お菓子の差し入れを持っていくと喜んでくれ・・。
メロンさんは、雨の日でもタバコを吸うし・・・。
テン:今日は雨だから、タバコは湿気って吸えん。
メロンさん:吸える。!(^^)!
テン:雨でタバコの火が消える。
メロンさん:ここは濡れんき吸える。!(^^)!
テン:消える。
メロンさん:吸える。!(^^)!
テン:消える。
メロンさん:吸える。
テン:(・・・・っち。メロンさんめ・・・・・しぶといやつ。今回も、テン子さんが引いてやらぁ!!)
メロンさんはガンコなのだ!!
雨の湿り気なめんなぁーーーーーーー!!
軒下だから濡れないとか・・・よこっ風でタバコの火なんて消えちまえ!!
・・・・・・・・っふ。
と、このように、メロンさんをいじってみたりと・・・。
そう、とても忙しい、ここ数か月を我々ないてんメンバーは過ごしてきたのです。
まっ、みなさん今年は取水制限関東の方で、かなりの制限が出るほどの日照り続きですが、へこたれないようにお仕事頑張りましょう。
2016.8.17

ないてん第66話
ないてん土曜日。
いつもなら・・・・・。
ないてんさん。
土曜日は、一部の方々を除いて、ワタクシ含めの数名はお休みをいただいております。
・・・が。
9月は頭から忙しい(というか、ここ数か月ずっと忙しい)。
そして、9月後半の2回にわたる土曜、全員出勤。
うむむ・・。
なぜかというと、9月は、「敬老の日」と、「秋分の日」の2回の祝日があったので・・。
その分出勤してね・・・!(^^)!の、スイカさんの暗黙のご要請。
というか、ほんと、急に出勤要請でたのですよ。(最初の土曜出勤の週の初めごろ・・とか?)
スイカさん:すみませんが、今月今週と、来週の土曜日は出勤をお願いします!(^^)!
テン:(・・・っふ。まあね、だろうと思いましたよ。)
ここ数か月というもの、出荷が立て込んでいて、出しても出しても、追いつかない状態。
工場引っ越しで、機械の設置工事と並行して、稼働してきたこのないてん。
その間の注文が山のように溜まっている。
そうなのです。
われわれは、それを急いで、注文者さんのもとに送るよう手配しなければならない。
メロンさん:かえる!
!(^^)!
がたがた、くるくる機械を回していると、いつものようにニコニコ顔のすっきりした笑みをこちらに向けて、メロンさん。
テン:(・・・・・っち。イヤミなやつぅ。)
えーーー!!(いらっ・・。)
仕事終わった?
メロンさん:かえる!
!(^^)!
テン:もうちょっとやってきやー。
メロンさん:かえる!
!(^^)!
テン:変わっちゃお!
私のかわりに働いてきや!
お金稼げるで。
メロンさん:!(^^)!
かえる!
テン:(・・・帰るばっか言ってんじゃねぇ。)
メロンさん明日忘れなよ。
土曜やけど、来ないかんで!
メロンさん:くる!
なんてね、メロンさんとはいつも、他愛ない仕事終わりのカワイイ”すきんしっぷ”してるんです。
というか・・。
(なんか、いちいち嬉しそうに仕事終わって帰るからな・・ほかのメンバーはまだ仕事してるってのに・・。)
・・・・・・・・・・・・・・。
うらやましいやつ。
みなさんもお仕事、毎日頑張ってらっしゃるでしょ。
そして、こういう感じに、”いれぎゅら”な、お仕事あることあるでしょ。
まあ、人生苦あれば楽あり。
乗り超えましょ。。
愚痴っていても始まらないし、始まらなければいつまでたっても終われないし、次に進めないし。
おそらく、今月(10月現在)も忙しいだろうし・・。
と、いうわけで、大好評のうらメン会合は、・・・当分開催する見通しが立ちません。
「みず部屋」も新たに設置されたし。
「ウシ部屋」も完成してないし・・(うっしーもうっしーで、忙しいらしくて、なかなか更新できない。)
あー早く通常の”るてーん”に戻らないかな・・。
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ないてん第67話
晴れ時々バナナ家子イヌ。
晴れの日が続き、夏の暑さもひき始め、涼しい風が心地よい季節。
こういう日は、子イヌの体調管理もしやすい。
というわけで、
去年、めでたくバナナ家のイヌとなった雑種犬茶色毛の子イヌ。
時々、バナナさんの車に乗って我がないてん工場へやってきます。
アイドルバナナ家イヌ。
そう、まさにアイドル。
イチゴさんもメロンさんもマンゴーさんもみんな大好き。
特にマンゴーさんはアイドル子イヌにメロメロです。
仕事の合間に子イヌを見に行くし、イヌ用おやつは常備しているもよう。
イチゴさんも子イヌを見に行ってはニコニコ。
メロンさんなんか、子イヌが自分のことを覚えてるといっては何度も何度も自慢してくる。
テン子さんも時々様子を見に行っては頭をなでなで。
ほっぺをつねつね。
おなかをポンポン。
肉球をぷにぷに。
前足つかんでぶんぶん。
しっぽをつかんでぐいぐい。
あのちっこい体持ち上げて遠くへぽーん!
バナナさんも時々様子を見に行っては話しかけ。
みんなニコニコ。
ただ、リンゴさんは犬が苦手らしく。
苦手だって。
なんでだろ。
そして、ときどき、子イヌはテン子さんの自転車のカゴにのって、テン子さんはバナナ家にお送りするのだ。
自転車にのってる間も、アイドルです。
道行く子どもたちの視線を持っていく。
そして極めつけは・・
バナナ家イヌ7割強の確率で吐きます。
ひとの自転車に遠慮もなく異物を吐くなよな!!
だれが、自転車のカゴきれいに洗うと思ってんだ!!
まったく、でれけーとなやつぅ!
そういうわけで、我がないてん工場の設備が整いなかなか忙しく走り回ってる毎日ですが、アイドル犬を愛でつつ日々がんばっておるのです。
でわでわ。
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2016.12.30 このページのトップへ〜

ないてん第69話
機械と”てくにっく”。
紙を巻くということ。
原料を煮て溶かしたのもが数千メートルもの長い和紙となって紙管に巻き上げられていく。
漉きあがり大巻になった和紙は注文に合わせたメートル十数の小巻に再加工される。
和紙を漉き、加工するのは機械を使う。
機械だから、ほぼ均等なものに仕上がるのですが、しかし、いったん機械が狂うと、今度は間違った行動をし続ける厄介な代物。
そこで、それらを上手く制御するのは我々人の技術なのです。
機械をどのタイミングでどこを動かすのか。
どの部分を微調整するのか。
どの程度の力を加えるのか。
さまざまな力加減を考えながら、頭脳も必要になってくる仕事。
機械は単調で正確な動きをしてくれるからこそ、厄介なものなのです。
我々は物を買いそれらを何の苦も無く消費して生活をしています。
しかしパッケージひとつとっても、やはりそれを作る側の人間がいるということ。
あのようなきれいな形になり、店頭に並ぶまでには様々な人の手が加わっているということ、我々は忘れがちです。
当たり前というのはとてもありがたいことです。
何も考えないで、楽にそれらを使うことができる。
しかし、その影にはたくさんの苦労と努力が詰まっている。
テーマパークで楽しく遊べるのも、休日にもかかわらず働いてくれているお姉さんお兄さんおばさんおっさんがいるから。
バナナさんは常々言っています。
「床に落ちた原料を無駄にするな。」
原料を育て皮を剥いでくれる人がいる。
お金を出せば、簡単に手に入るからこそ、忘れがちです、モノの大切さ。
便利になればなるほど、我々は大切なことを忘れ、大事なものを失っていくのではないでしょうかね。
さて、今年も残り2日(2016年12月30日現在)。
まあ、機械が使えるようになったからこそ思うのですが、和紙をつくることを始めた人。
偉大です。
機械を使ってでさえ、和紙が漉きあがるのに数日かかります。
手ですべて行っていた時代。
おそらく相当な、貴重品だったことでしょう。
機械。
じつに、ありがたい。
楽だし、早いし、力いらないし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
テン子さんもさらにテクニックを身に付けて、いきますので。
ないてんテン子としての豊富ですかね。
でわでわ。
2016.12.30
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ないてん第70話
2016年最後のないてん
〜メロンさんの差し入れ。〜
今日は、御用納めです(2016年12月29日現在)。
ないてんさんでは、いつもどおりの稼働状況。
朝は、いつものように8時すたーと。
朝礼をして、仕事に取りかかる。
スイカさん:今日はメロンさんからの差し入れというか・・・。
これみんなで分けましょう。
スイカさんはニコニコしながら、手にしたアメの入った袋を開け、みんなに配り始めます。
スイカさん・・・。
その笑顔。
福が来そうだな・・。
ふっくらしたスイカさんの顔の笑顔を見てるとなんだか、緊張感が緩みます。
スイカさん:はいメロンさん。
メロンさん:いらん!(^^)!。
メロンさんは”いらん”らしい・・。
めずらしい・・メロンさんのみんなへの差し入れ。
そういえば、一週間くらい前にも、アメの差し入れをしてくれた。
めろんさん・・・・・。
いつもニコニコして、トンチンカンなことを言ったり、人の話も無視して勝手に自分のしゃべりたいように喋る、へんなおっさんなのに・・・。
こんな気の利いたこと・・・
・・・・・・・時々あったかな?
しかし・・・・・メロンさん。
何故だか最近変わってきている?
みんなへのアメの差し入れもそうだけど・・。
朝の朝礼の最後みんなで言うあいさつ。
ちゃんと、声に出し言ってる。
あいさつの言葉もちゃんと覚えているし。
みんな少しずつ変わっていくんだね。
こどもの変化は目に見えてわかるけど。
おとなになったって、人は変わっていくんだ。
ないてんさん最後の今日。
早めに仕事を終え、みんなで、工場内の大掃除。
掃除が終わると、みんな事務所に集合します。
そして、7人で、軽い、今年最後のないてん井戸端会議。
おっきいバームクーヘンと、お茶が用意されており、みんなでいただきます。
ワイワイ他愛ないことを言い合って、みんなで笑って。
会社からのお菓子や商品券なんかの入ったお餞別をいただき。
今年もみなさん、本当に、おつかれさまでした。
メロンさん、最後に、クールなことするし。
終わり良ければ、すべてよし。
うむ、実に、いいしめくくりだ。
2016.12.30
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IDOBATA大会議室へback!
コラムの大広間へGO!