ないてん井戸端会議4
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ないてん第31話
停電中の「ないてん」の日。
機械の入れ替え工事がありまして、工場の外では、相変わらずおっちゃんたちが機械を”うぉんうぉん”いわせております。
(11月半ばに工事は終わっております)
第26話でちょろっとお話した機械の入れ替え工事です。
少し、騒がしい「ないてん」です。
まあね・・。
めったにないしね、こういうの。
他業種の仕事っぷりを間近で拝見できるなんてね、しかも仕事中に。
・・とはいえ、テン子さん一応ここで働いているので、そうちょろちょろ作業の様子をのぞきに行くわけにもいきませんが・・。
それはともかく。
この日は、テン子さんの仕事は、商品の梱包作業でした。
こういう作業は、だいたいイチゴさんかスイカさんがテン子の先生です。
商品を傷つけないように、気をつけるところなどを教えてくれます。
「土佐まき和紙」の包装です。
イチゴさん:どうやろ。紙つかんでみて、何か気にならんかった?
テン:あ・・。
なんか、厚さが薄かったやつがあった。
でもあれって、紙の厚みが薄いところと厚いところがあるから巻き和紙の大きさが違うんですよね(薄く漉き上がるところと厚く漉き上がるところでばらつきが出たりするのです。)。
イチゴさん:そう。どうしてもね。
やっぱり場所によって、紙の厚さがちがうき。
巻きの長さ(紙の長さ)は同じやけど・・。
やっぱりお客さんにしてみたら、気になるやろねえ。
つまり、こういうこと・・。
巻き和紙は、トイレットペーパーのように長ーい和紙を、ロール状に巻いてある和紙。
なので、例えば厚みのない和紙と、厚みのある和紙を巻いてロール状にした時、紙の長さ(メートル数)は同じでも、見た目が一回りほど違ってくる。
なので、それらをより分けて、ある規格以上の厚みのある紙をより分けることも仕事の一つ。
商品というのは、最終的にはお客さんの目線に立ち考えなければならない・・。
商売は、難しいのです!!!
そんなこんなで梱包が終わり、テン子は、もとの持ち場に戻ります!!
・・。
テン:(・・・!?)
元のポジションへ戻ってみると、なんか暗いし。
節電?
いやいや、ここは工場。
いくら機械がストップしてるからって、工場内の電気まで消えるか?
テン:(リンゴさんよ。)
電気ついてない。工事で、電源ストップ?
リンゴさん:うん。
というわけで、工場内、あちこちで電気ストップらしいです。
しかしね、梱包終わったあとでよかったよ。
あんな細かい作業暗い中でできませんからな。
イチゴさんなんか、工場のとなりの休憩所から延長コード引いてきて電気のコンセントさして仕事してるし。とにかくあの部署は、仕上げ加工だから、暗いと仕事にならない。
見えずらくてやりにくいって言ってた。
それにしてもね、工事っていうのは、ばかに電気食うんだな・・。
まあ、テン子の今いるところは、暗くてもそこそこ大丈夫。
ちなみに、紙を漉く機会と、照明用の電源は、別電源なんでね、しっかり仕事はできましたよ。
しかし、・・暗いとやはり、やりづらいな。
テン:(・・!?)
ライトの光・・?
オレンジと黄色の丸い光が、壁の一部を照らしてて、誰かいるはずもないんだけどな・・。
そう、懐中電灯を壁にあてた時に見える・・あんな感じの光。
でも、光の先を追っていくと・・。
工場のドアの隙間から夕方のオレンジの光が入ってね。
ふふ・・。
夕方かな・・。
もう少しで、終業のベルが鳴るね。
灯りのない工場。
機械だけはいつもと変わらずに無機質な音を出す。
そして、終業のベルと共に機械もストップ。
暗くて静かで、ひんやりしてて少し怖いような。
でも、何か・・灯りのある時のざわついた、せわしい感じのない。
そういう日もたまには、良いかな。
2014.12.11
ないてん第32話
売るということ。
物を売るためには・・。
ちょっと考えてみる‥。
まず、売るための物・・つまり、商品がいる・・・。
そして、場所・・物を売るための場所がいる。
さらに、人・・売る人、買う人・・。
ノート一つ売るにしても、これだけの条件がそろっていなければならない・・。
しかも、その商品が欲しいと思う人の手に渡って初めてそのものに本当の価値が生まれるのです・・。
先日も、東京から我が「ないてん」に文房具関係の方々に、足を運んでいただき・・。
工場の見学をして頂きました。
遠いところから、こんな田舎まで・・誠にありがとうございました。
そうです、繋がりなんですよね。
作る人、売る人、買う人。
作る人は、いかにしていいものを生み出すかを考え、売る人は、どのようにして売るか、どんなものを欲しがっているのかを調査したり。
消費者の嗜好というのを考え物は作られていく・・。
・・むずかしい。
最近は特に、難しいのです。
必要最低限に必要なモノというものに、それほどの価値を見出さなくなった・・。
そういう時代なんだ、今は・・。
そして何より見栄えが大事なんです。
商品を手に取る人に、気持ちの良い印象を、与えなければならない・・。
使いたくなるもの、持ってるだけで幸せになれるもの・・。
うんうん・・。
なんて考えつつ・・。
「ないてん」オリジナルトート、おひとついかがですか?
今年は、四国霊場八十八ヵ所1200年祭の記念すべき年。
1200年祭記念、オリジナルトートバックなのです。
何故、和紙屋がトートバック販売をしているのか・・。
実は、ないてん写経用紙も作っておりまして・・。
その関係もあり、以前、まき和紙のロゴデザインをして頂いたプロのデザイナーウメ氏の協力のもと、記念のトートバックを販売することになりまして、こちらのトートバックのデザインもウメ氏でございます。
やはり、繋がりです。
繋がりが無ければ、いいアイデアも生まれませんし。
ウメ氏との繋がりが無ければ、今回のトートバックも生まれなかったかもしれないのです!
そういうわけで、トートバックの袋詰めの最中なのです。
・・うーん。
シワがねぇ。
シワ・・顔のシワではございません。
もちろん、トートバックの持ち手についたシワ。
こいつを伸ばすのにひと苦労なのです。
買う人の目というのは、作り手の気にならない部分、見抜かってしまう部分までしっかりチェックがいくのです。
糸のほつれ一本。
みなさんも服を買うとき気になるでしょ?
気にならない人もいるかもしれないけど。
ちなみに、テン子さんそんなに気にしない‥かな。
そしてね、ワタクシ、実は、密かに、『変装テン子』で会社の外に出てね、販売の『売り子テン子』として働くこともあるのですよ‥ここだけの話。
旅館や、土産物店などに置かせていただいている商品の売れ具合を見に行ったり。。
で、『しじょうちょうさ』とかやるんです。
つまり・・お客さんはいったいこの商品をどのように使ってくれているのか、とか・・後は、どういう用途なら魅力的にお客さんの目に留まるのか・・などね。
和紙・・100年前ならともかく、今はほとんどが洋紙です。
和紙というのは、趣味か、お土産というイメージに限定されてしまう。
もちろん、他にも用途はあるのですよ。
例えば、文化財などの古い絵とか、表具なんかに使う修復紙です。
昔の絵は、虫が食っていたり、カビが生えてたり、破けていたりします。
そこを、和紙を使ってきれいに直すのです。
しかし、一般の方には使い道というのは、なかなか限定されてしまうのです。
新しい用途の発掘を!!
和紙の町、いの町の衰退を阻止せねばぁ!!!
と、いうことで、只今リンゴさん、新商品を生み出すため、日夜、試行錯誤しているわけなんです!
・・売るというのは、難しい。
和紙・・洋紙と同じように安価で買いやすいものにしてしまってよいのか・・?
和紙は、日本の伝統文化。
和紙・・えばってふんぞり返っていても、誰も相手にしなくなって、そのうち化石になってしまう・・。
けっこう和紙って、崖っぷち?
うーんでも最近無形文化遺産の登録に国が頑張ってくれているし・・。
・・。
和紙産業、只今、生き残りをかけた戦いの真っ只中なのです!
何か燃えるような熱い物をお求めの方、ぜひ和紙業界にお越しください。
共に戦いましょう!!!
若者よ!!キラキラ、ぴちぴちの時代はほんの一時なのです!
40過ぎたら、四十肩だとか、更年期だとか高血圧、肥満などなど。
生活習慣病が待っている!!!
今しかないんだぁ!!!!!
そういうわけで、我々和紙業界一同心よりお待ちしております。
少なくとも君たちは、おばちゃんおじちゃんの、お肌と心にツヤとハリを与えることは間違いないでしょう。
2014.12.16
ないてん第33話
明けまして、今年は「未」年のヒツジさん。
明けまして、おめでとうございます、みなさま。
年があけて、ほんの10日とちょっとばかり経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?
ちゃんと正月コラム読んでもらえましたかね?
ちゃんと、あの正月コラムを参考に年は、越せましたかねー?
ついでに、「うらメン会合」見てますー???
あれは、ついででいいですけども・・。
申し訳ないけどもね、「うらメン」は・・ある、事情により、えーと、うらテン内だけの活動にとどめさせてただきます。
そう!
うらテンに来ないことには、「うらメン」に会えないのですよ!!!
超!レアキャラです!!!
それはさておき。
今年は「羊」の年です。
知ってますか?
十二支です。
つまり・・8番目に神様の所に着いたのがヒツジさん。
ところで。
知ってますかねー?
十二支のはじまりの超有名なお話。
ネズミは、知恵(というかセコイ手)を使って見事に、十二支の第一番目のその年の大将の座を獲得いたしました。
われらがうっしーは、その・・ネズミにしてやられたわけですが、しかし、健闘して第二番目に神様の所に着きました。
そして、犬と猿の中の悪さは、実は、ここが始まりなのか?????
ネコが、なぜ、十二支に入っていないのか?
なんで月の始まりを一日(ついたち)というのか・・などなど秘密満載ですね。
これは、有名なお話ですので、気になった方は、お近くの図書館または書店へ今すぐ行ってね!!!
「十二支の本はありませんか?」
と聞けば司書さんか店員さんは、すぐにでも用意してくれるはず。
十二支の本はたいてい置いていると思いますが・・。
無かったら・・。
あきらめるか、発注を頼んでまたは、インターネットで購入してください。
そう、人生ね、いつでもパーフェクトにそろってるわけではないのよ!!
時には、遠回りをせざるを得ない時もある!!
えー。
と、いうことで、十二支の話は、まあ・・来期あたりに持ち越しということでご勘弁・・。
では、ちょっと、今年の「ヒツジさん」にちなんで、縁起の良い情報をご紹介!
「羊」というのは、群れで、行動します。
なので、家族の安泰、平和などをもたらしてくれる、縁起物・・ということです。
そういうわけで、わが「ないてん」も仕事を稼働しております。
おかげさまで、何事もなく去年のとおり順調にスタートがきれておりますよ。
(・・なんも無さ過ぎて、これからの井戸端のネタ探しが、大変なくらいね・・。)
またね、今年もね、「井戸端会議」書いていきたいと思いますのでね。
(・・ふふ。・・どこまで続くか分かりませんがね。)
少なくとも、「ウシ部屋」は完成させるつもりですので、そこまでは、わたくしたち「うらメン」の仕事を見守っていただけるとありがたいと思いますよ。
ついでにみなさん、今年の目標は決まってます?
ちなみに今年のテン子さんの抱負は、「ウシ部屋」を完成させることです!!!
2015.1.13
ないてん第34話
故障した機械。
機械工のおっちゃん:あっはっは・・。こりゃ笑わんといかん。
テン:?
・・何?
見慣れないおっちゃん・・。
おそらく、修理屋さん。
そうこれは、去年の年末の事・・。
おそらく・・12月初めごろ・・。
バナナさん:・・うん。なんかねぇ・・。音が変やったきよんだ。
だから今日はもう(紙)漉けん。
・・ふう。やっぱりな。
機械の故障・・。
印刷屋さんだろうが、牛乳屋さんだろうが、歯医者さんだろうが!!!
我々は、機械と共にモノを作りサービスを提供しているので!
・・当然起こるイレギュラー。
人間だって、風邪ひいたり、事故で怪我したりありますよね。(体は大事にしないとね・・。)
精鋭たるもの・・こんな時でもあわてず騒がずできることをやるものです。
・・というわけで、テン子さんこの日は、午後は別の作業していました。
しかし、みなさん、いくら他の仕事をして埋め合わせをしようとも、機械がストップするというのは、生産ラインが止まってしまうということですから・・。
できるだけ早い処置をとるのですが・・。
そう、以前リンゴさんとこんな話をしてまして。
テン:ベルトの修理・・。前回は一時間くらいかかったね。
今回は、かなり速く直せるようになった。
次はもっと早く治せるように頑張って。
バナナさんは、10分くらいで直す。(・・テン子さんには、修理はできませんがね。)
リンゴさん:あはは・・。うん。
バナナさんは、すごいと思う。何でも自分で直す。
テン:へえ。
そう・・。
少しくらいの故障ならわざわざ業者を呼ぶより自分たちで直した方が早いし、お金もかからない。
何より、修理屋さんに頼むと、休日が入ってたり、機械の在庫が確保できてなかったりで、日にちがかかってしまう。
とはいえ、・・自分たちで修理できるものにも限りがあるので、日ごろの機械のチェックには、気を使っておかなければ・・。
しかしね、バナナさんは、特に、他の人よりも、何でも自分でやってのけてしまうかもしれませんな・・。
なんせ、機械に工夫をこらして、新しい商品開発を試みたり、水道栓も直すし、工具持って時々ガンガンやってるし。
池も直すし・・。
何しろないテン一の技術者ですからね。
紙漉き歴は、ないテン一で、仕上加工以外ほぼ全般やってます。
リンゴさんの師匠でもあります。
というか、テン子以外の周りはみんな師匠ですかね・・。
それは、テン子にも言えることですけど。
まあ、バナナさんは、機械を扱い機械を知っているからこそ、ある程度の故障の修理法も心得ているんだと思います。
そしてね、使える物はボロボロになっても修理してできるだけ使う・・。
・・テン子も、いろいろ、もったいないことしてたな・・。
バナナさん見てるとね、時々反省する・・。
しかしね、バナナさん、あんまり自分で直して使っちゃうから「もうその辺で新しいのに変えたら?」ってものを持ってる時もありますがね・・。
2015.1.19
ないてん第35話
イチゴさんのみつあみ。
朝の会・・。
テン:イチゴさん、今日はみつあみしてますね。
イチゴさん、いつもはバンダナの中に髪の毛をすっぽり入れてるけども、この日は2つのおさげのみつあみでした。
イチゴさん:え!?(*^。^*)
リンゴさん:今日はちょっと違うねぇ・・。
イチゴさん:フフフ・・。
こんな感じで、この日も朝の会は終わりをむかえ・・。
男子諸君!!
一つ言いたい!!!
君たちは、女性のちょっとした変化をちゃんと気付いてあげているかね?
女性というのは、髪の毛の束ね方、長さの変化に気づいてもらえるだけで心の中は春になれるのだよ!
・・・と、テン子さんはこの日のイチゴさんを見ていて思いました。
イチゴさんは、とても顔がほころんでいて、朝の会に参加してましたので・・やっぱりね・・フフ。
ちょっとした変化を気付いてもらえた・・ということは、彼女にとって、うれしい出来事なのです。
特にね、工場という職場、とても女性がオシャレを楽しめる場所ではありません。
古い建物の中、一人黙々と作業をし、大型の機械を相手に、一日を終える・・。
聞こえてくるのは、無機質な機械の音のみ・・。
でも・・こういう場所だからこそ身なりというものに気を使うのは、大切なことなのかもしれません。
スイカさんだって口紅をし、服もきれいにきちんと着ています。
マンゴーさんだってちゃんときれいに服を着て髪も整えていますし・・。
そう、女性というもは、いつ、どんなところにいても自分の身なりというのに気を使っているのです!!
たぶん、それは、
『あの人きれいね!』
『いつも清潔感あっていいわね!!!』
と、いう目も期待しているかもしれませんが・・。
自分も楽しんでやっているところが大きいのでは、ないでしょうか。
・・おそらく。
自分の好きなことや、得意なことを他人から良い評価をもらうとうれしいでしょ?
男子諸君!!
面倒がらず、テレやプライドは捨て、女子を褒めてあげましょう!!
女性は、褒められたりうれしいことがあると、何かサービスしたくなる生き物ですよ・・。
2015.1.23
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ないてん第36話
バームクーヘン。
先日(おそらく・・これが出るのは、一ヶ月後かと思いますので、みなさんは、一ヵ月前の"先日"と思っていただければ結構です)
お客さんがいらっしゃいまして・・お土産をおいて行かれました。
いやぁ・・。
へへへ。
こういうのは、大歓迎です。
そういうわけで、スイカさんが「ないてんメンバー」のもとへ、お客さんからいただいた、バームクーヘンを切り分けて、それぞれに配ってくれました。
フフフ。
テン子さんはね、これが大好きなんですよねー。
バームクーヘンもいろんな種類ありますけど、お土産でいただいたのは、昔ながらの素朴なやつ。
輪っかの大きい、15cm四方の大きさの年輪のバームクーヘン。
生地がしっかりして少し硬めのやつ。
スイカさんによると、高知で一番の老舗洋菓子店のもの。
スイカさん:最近はおいしいお菓子屋さんがあるもんねぇ。
テン:うん。どこのもおいしい。
スイカさん:昔はここしかなくて、ここのばっかりやった。
今は、(売るのも)難しいろうねぇ(ライバルが増えて)。
テン:そうやねぇ・・。
おいしいけど、いっつも同じ物も飽きるしねぇ・・。
でも、私は、ここのバームクーヘン好きや・・。
こんな感じのことを話していて、ふと思いまして・・。
"飽きる"。
そう、人間いつも同じものばかり食べてたら飽きてしまいます。
が・・しかし、こう見えて。
十数年来のずーっと昔からの(おそらくテン子がテン子でなかった時代の別のテン子であった時の記憶・・)一途に、テン子さんがファンをやっているある有名な方がいます。
・・人間不思議です。
世の中には、飽きるものと飽きないものがある。
そして、あの高知の老舗洋菓子店のバームクーヘン。
幼きテン子の記憶の中にある、あの味・・。
あのバームクーヘン。
あの素朴なおいしさは、なかなか忘れられるものではない・・。
おそらく、みなさんもそういう「忘れられない味」というものが、一つや二つはあるはず。。
どんな人間にだってあるはず。
おふくろの味、友情の味、恋人の味・・。
そう、どんな人間にでも、そういう優しい味の思い出の一つや二つはあるでしょ。
どんな人間にも・・。
まあ、感傷に浸るのはこのへんにして・・。
やはりね、時代が変わっても、本当に良いものというものは、人の記憶の中で生き続けるのです。
ちなみに、テン子さんは、どこのお菓子屋さんのバームクーヘンも好きですが、ソフトな感じのよりは、しっかりハードな口当たりのシンプルなバームクーヘンがお好みです。はい!!
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ないてん第37話
冬のお歳暮。
お中元と並ぶ、二大贈答品。日本の風習・・。
日ごろお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて贈る品物。
昔は、嫁ぎ先の家がお嫁さんの実家へお酒やお魚を送っていた・・らしい。
へぇ・・。
そういうものなのか・・。
只今テン子さん、年末年始に向けてのコラム作りにいそしんでおります。。(12月23日現在)
おせいぼ・・。
テン子さんの記憶の一部をひも解くと・・。
大昔、あるおじいさんの家・・。
そして、12月に入ると、たくさんのお歳暮の箱が積まれている・・。
どこから送られてくるのかは、分からないけど・・。
ジュース、ビールの詰め合わせ。
カニや、ホタテのかんづめの詰め合わせ・・。
牛肉しぐれ、とりそぼろ、つくだ煮のパウチの詰め合わせ・・なんてのもあったな。
ところで・・。
テン子さんも「ないてん」さんから、ローストビーフと、生ハムのお歳暮いただきましてね。あと、アイスクリームの詰め合わせ。・・へへへ。
今年もごくろうさまっていうわけですよ。
なんか嬉しいですね。
ほら、ぽーなす?もらってるでしょ、みなさんも。
そう、そして、年末だってのを実感するのですよ!
終わりが近づいてきたんだなあ・・って。
やっぱりね、一年を終わって、この一年頑張った・・。
リセットして、そして、また新年、新しい気持ちで始める。
一年に一回、始まりと終わりがあるから、切り替えて、またスタートできるんですよ!
そういえば・・。
お歳暮に話は戻りますが、この前(おそらく・・去年の12月半ばごろかと・・)。
マンゴーさんが、おぜんざいをお鍋に作って持ってきてくれて、「ないてんメンバー」みんなにふるまってくれたなぁ・・。
今年は、特に寒波が厳しく、毎日肌がヒリヒリするくらい寒い・・。
そういや、12月に入って暖冬かなって、書いたことがあったけど・・。
その次の日は、一変して寒さがきつかった。
詐欺か!?って思いましたけどね。
そんな寒い毎日にあったかいおぜんざいは格別ですね。
へへへ。
なかなか良いですよ。
体にしみわたるこの汁の甘さがね・・。
こういうお歳暮も気が利いていて良いですよ。
みなさんお歳暮、もらいました?
テン子さんもね、頑張って出世して、立派になってね、もっといっぱいお歳暮、もらえるようにね。
ええ!
にちや、どりょくちゅうです!!!
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ないてん第38話
インフルエンザ。
みなさんインフルエンザ・・大丈夫ですか?
我々「ないてん」でも既に2人でております。
しかしね、みなさん、ご安心ください!
もうね、2人ともすっかり回復し、バリバリやっておりますよ、仕事ね。
インフルエンザ・・今回はA型、B型、C型とあり、現在は、A型、B型が多いようです。
テン:(・・?)
マスク姿のリンゴさん・・。
テン:インフルエンザ?
リンゴさん:ああ、うん・・。
テン:大丈夫?マスクしたらよけいに熱がこもらん?
(・・テン子さんの場合、マスクをすると、よけいに菌を取りこんでしまうのか風を悪化させてしまう・・。)
リンゴさん:ああ、でも他の人にうつしてもいかんし・・。
そうです。リンゴさんは、先週の週末からインフルエンザにかかっていたようで・・。
そして、イチゴさん。
今週一週間はお休みしております。
会社に電話がかかってきた時のイチゴさんのかすれた声。
ニュースでも去年の12月頃からインフルエンザ情報が流れっていました。
ニュース:今年のインフルエンザは例年に増して流行するのが早いですね・・。
だいたい1月〜2月がピークになるでしょう。
そう・・。今年は早い。
「インフルエンザ」とは、普通の風邪よりも急激に発症する。
インフルエンザは強力な感染力があり、年齢・性別を問わずいっきに広まるらしい。
症状: 悪寒・頭痛・関節痛・倦怠感・高熱、等・・。
リンゴさんも咳してたっけ・・。
しかも今年のは、3つの傾向があるし・・。
A型はひどくなると死にいたる。
A型が一番怖いらしい。
はあ・・・。
そういうわけで、イチゴさんの代役・・とまではいかないけども、ピンチヒッター?
つなぎの役として、テン子さんこの日はお仕事してました。
まあね・・
みなさんもね、たぶん、このテン子の記録が出る時期には、インフルエンザも少しはおさまってるかと思いますが。
インフルエンザウィルスと言うのは、毎年恒例のようにやってきて我々の体に居座って、いきますので、十分に体に食物を取り入れ免疫力を高めて、ウイルスさんをお迎えいたしましょう!!!!
2015.2.11 このページのトップへ〜
ないてん第39話
新しい機械と新しい時代。
ドッスン!
ドッスン!
まるで巨人がドッスンドッスン歩いて地面を震わせているかのような大きな音・・。
只今、新しい機械の試験運行中・・。
この機械・・いったい何に使うのかというと、原料のコウゾを叩いて繊維を潰すためのもの。
ここは、ミカンおばちゃんの持ち場・・。
テン:おばちゃんどう?使えそう?
ミカンおばちゃん:・・まだ分からん。
これは本当の(実際に使う原料)じゃないきねぇ・・。
まだ、上手くいくかは・・。
テン:・・うーん。(やっぱり、こういうのは使い慣れてみないことには・・。)
新しい機械は今まで使ってたやつよりももっと作業が楽になるんじゃないかとも思うけど・・。
やっぱり機会だし、危険ですからね・・。
それに、あつかいも慣れないと恐い。
ミカンおばちゃん:慣れたらねぇ・・。できるろうけど。
あっち(以前使っていた)の機械は慣れちゅうきねえ・・。
テン:おばちゃん、あっちの方が恐そうやけど・・。
ミカンおばちゃん:あっちのが恐い?
(*^。^*)ふふふ・・。
(こっちのは)危ないき手を持って行かれん。
テン:(・・さすがおばちゃん。)
おそらくみなさんは、この機械イメージできずにもどかしく感じていることでしょう・・。
と、いうわけで、ひさびさ写真・・ではないけど、機械イメージ。
というわけで、どん!!
↓
真ん中の太い横に長い長方形のやつが一定のタイミングで上下に下りたり上がったりして原料を潰すのですが・・。
とにかく、そのパワーがすごいので、手を機械の下に持っていくとおそらく、骨が重症の骨折になる・・。
ミカンおばちゃんはね、時にはこういった危険な仕事もやっているのです!
機械は世の中の流れに合わせてどんどん、合理化・簡単・便利に変わっていく・・。
少しさみしい気もしますが・・。
でも!
これでおばちゃんの仕事が楽になれば、おばちゃんの体に無理を強いることなく原料を潰す作業がはかどるのです!
・・世の中は、変わっているのです。
2015.3.12
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ないてん第40話
バレンタイン。
みなさん、バレンタインはどのようにお過ごしですか?
(バレンタインが終わって今はおひな祭りシーズン?も終わりましたかね。)
井戸端会議も随分ご無沙汰してました。
テン子さんね、おひな様コラムにかかりきりでね・・。(先週までね・・。)
まあ、忘れてたわけではないけども・・・。。。。。
ひさびさに井戸端会議に戻らなきゃねってことで、バレンタインデーの話・・。
バレンタインデーといえば・・・。
女子が男子に愛の気持ちをチョコに託し、渡す・・という一大いべんと。
日本はチョコが主流ですが、欧米では、花やカードといったものを送ったり、必ずしも女子から男子へといったアプローチではないのですよ。
・・ね、最近は義理チョコともチョコ、自分チョコ、なんてありますが、これは、アメリカでも行われているようです。
アメリカの場合は感謝の気持ちを送るという感じで。
遠い遠い遠い・・・・・・記憶。
4・5人の女の子たち・・。
チョコレートトリュフを作った彼女。
そして、彼女はチョコレートを配っていた。
テンの記憶の中のメガネの女子:・・・。(おいしそう・・。)
記憶の中の彼女:「食べや。」
テンの記憶の中のメガネの女子:(でわでわ遠慮なく・・。)
そうして、どんどん減っていく、タッパーの中のとリュフチョコ・・。
記憶の中の彼女:「ちょっと!食べすぎ!!」
テンの記憶の中のメガネの女子:(・・っち。)
テンの記憶の中のメガネの女子は起こられて・・しかしね。
・・・・・うまかったー。
ほほえましい・・メガネの少女の食い気の姿。。。
おいしいもはなね、手が勝手に伸びちゃうのね・・。
ええ、人間というのはね、そういものです。
なんてことを思い出しつつ。
ところで皆さんはどうでしたか?
チョコは頂けましたかね?
あるいは、告白なんてのもしましたか?
ちなみにワタクシ、チョコを作りました。
生チョコとりゅふに、ぶらうにーチョコ・・でございます。
もちろんレシピはネットからお借りして。
きちんと、一から手作りチョコですよ。
最近はね、テン子さんの料理を作ったりするんですよ。
(誤解の無いように、言っときますが・・テン子さんお料理はそこそこ出来るのですよ。)
なのでね、チョコも作っちゃいました!
いっぱい作ったんでね、「ないてん」メンバーのみなさんにも配りました。
日ごろお世話になってますんでね。
いやぁ・・パレンタインね。
日ごろの気持ちを伝えたりする日でもいいじゃないですかね。
ちなみに「ウラメン」にはあげてません・・。(忘れてた・・ね。そういや)
2015.3.23
IDOBATA大会議室へback!
コラムの大広間へGO!